ブログを書かないことで
今週はこのブログをほとんど更新できませんでした。
最近は自分としては驚くくらい多くの方がこのブログを読んで下さっていたので、ブログが更新できずに本当に申し訳ない気持ちになりました。すみませんでした。
ただ、自分でも驚いたことなのですが、ブログが更新できなかったことは、僕にとって申し訳ない気持ち以上のものになりました。
残念でもあり、悔しくもあり、情けなくもありました。苛立ちも感じました。
僕にとってブログを更新することは、いつの間にか、欠くことのできない生活の一部になっていたようです。
彼女のために乳がんの治療法の情報を収集することと、自分の文章力とサイト作成能力をつけるために始めたのがこのブログです。
それが、意外なほど多くの人に読んでもらえることになり、読んでもらえる充実感が日に日に膨らんでいっていたのです。自分でも気づかぬ程にです。
今までの人生でなんとなくは気づいていたのですが、本当に強い充実感を得るものは、重要なことが複合した状態ですね。僕にとってこのブログがそうです。
自分のスキルアップにもなり、彼女の乳がん治療の協力にもなり、そして多くの人に読んでもらえる。
僕にとっては、これ以上ないくらい重要なことの複合状態がこのブログでした。
今週の頭に文章がまったく書けなくなってしまった原因は、いつも通りの(すみません・・)彼女との喧嘩です。
ただ、喧嘩の構図はいつも通りではありますが、その内容は結婚か別れかです。
いろいろ衝撃が大き過ぎて、精神的に立て直そうにも、すぐには立て直せませんでした。
今までは、そういう内容でもこのブログに書かせてもらうことで、むしろ僕の気持ちを自分で落ち着かせることが出来ていました。彼女の愚痴を書かせてもらっていたのです。
ただ、もはやそういった内容をこのブログで書くことは適当ではないような気がしていたので、書く気力が起きませんでした。
変な話ですが、例えブログの内容がただのバカップルの痴話喧嘩であっても、それが読む人にとって面白いものであれば書いても良いのではないかと、僕は思っています。(乳がんのブログとしては問題がありますが・・・)
ですが、それができる精神状態ではありませんでした・・・多分、人様に読んでもらえるような最低限の文章を、あの時点では書けなかったと思います。人に何かを伝えようとする気力がなかったです。
このブログを始めた当初は、彼女の乳がんの治療がどうなるのか心配でした。なので、このブログは僕が心配になっていろいろ乳がんの情報を集めて、ひたすらそれを報告していくブログになるだろうと予想していました。そうしようと思っていました。
それがまさか、こんな状態になってしまうとは・・・
あの頃は、彼女とたまには喧嘩をしましたが、その先に今ほど深刻なものはなかったです。
また、あの頃は彼女の乳がんの治療が最重要だと思っていましたし、少なくても彼女が一連の治療法を決めるまでは、それ以上に重要な問題が起こるとは思ってもみませんでした。
今は彼女との関係性は落ち着いてはいます。落ち着いてはいますが、何一つ建設的な決定はされていません。ぎりぎりなんとか引っ越しの作業を進めているだけです。
引っ越しは、仮にですが、今週中に落ち着きます。落ち着くと同時に、タモキシフェンと放射線治療の話し合いをしたいと思っています。
ブログを書く楽しみとブログを読んでもらえる嬉しさを自分のやる気に変えて、彼女とのことを一つひとつ進めて行きたいと思います。
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ディスカッション
コメント一覧
いろいろ大変でしたね。
「結婚か別れか」ですか、、、。
彼氏さんの中で優先順位は
①乳がんの治療方針を決める
②家探し
③結婚
の順ですが、彼女の中では
①結婚
②家探し
③乳がんの治療方針を決める
なんだと思います。
結婚するかどうかで
引越しする物件も変わります。
独身なら広めの1LDK
二人暮らしなら2LDK以上。
ただの引っ越しか
二人の新居探しか。
同じ物件探しでも全然違うし
結婚なら家賃を二人で負担すれば
広い物件も借りられます。
住む場所も彼氏さんの実家の
近くになると思います。
あと、結婚するかしないかで
治療方針も変わるのかも。
もし結婚するなら
急いで子供を作って
出産後にタモを始めることも
考えられます。
タモの開始を一年遅らせるのは
再発リスクが上がるけど
彼女や私みたいな40代女性に
とって「タモ5年服用」は
「出産をあきらめる」と
イコールだったりします。
30代なら5年服用後に
出産のチャンスがありますが
40代だと5年服用中に
閉経を向かえる可能性もあります。
彼氏さんとしては、結婚に対して
心の準備が出来ていないし
いますぐ返事が出来ないのだと
思います。
ただ、それは彼氏さんの事情であって
彼女には彼女の事情があるのです。
男性はいくつになってもお父さんに
なれますが、女性にはお母さんになる
リミットがあります。
もう一度、相手の目線から
物事を見つめ直してはいかがでしょう。
話し合いは、そこから始まると
思います。
昨夜の書き込みを読み返しました。
推測で書いているので
的はずれかも知れません。
すみません。
自分のことに置き換えて考えました。
我が家は夫50代、私40代半ばの
アラフィフ夫婦です。
子供はいません。共働きです。
夫が子供を苦手なため、もともと
出産の予定はなく
「タモ5年服用で出産チャンスを
逃すかもしれない」ことについて
夫側は何の問題もありませんでした。
私のほうには葛藤はありましたが
夫の「子供嫌い」は結婚前から
わかっていたので、結婚する時点で
お母さんになることは諦めました。
タモを始めて1年弱で
どうにも体調不良の日が多くなり
仕事をお休みすることになり
いまにいたります。
仕事を休んで
マイペースで暮らしていると
身体が疲れないので
副作用もかなり軽くなりました。
軽くなるというより
だるい時は寝ていればいいので
副作用と戦う必要がなくなりました。
もし独身だったら
仕事をお休みせずに
タモの服用をお休みして
いたと思います。
実家暮らしではなかったので
仕事を辞めたらライフラインは
途絶えるし、治療費も払えなく
なります。
仕事を辞めて治療に専念したくても
経済的な事情でできませんでした。
(貯金や保険金や各種制度を
つなぎあわせても、独り暮らしで
5年間働かずに治療に専念する
ことは難しいです。
副作用は人それぞれですが
私は副作用で疲れやすくなり
フルタイムの仕事との両立は
できませんでした。)
こう書くと、彼氏さんとしては
「結婚できれば誰でもいいのか」
「俺はただのスポンサーか」
と思うかも知れません。
それは誤解です。
お金のためでも、親を安心させる
ためでもなく、彼女は彼氏さんと
家族としとて、支え合って
生きていきたいと望んでいる
のだと思います。
マリッジブルーなのかも
知れませんが、まずは結婚のことを
考えてはどうですか。
第三者から見ると
「相手が頑固で、話し合いが
すすまない」
のは、お互い様なような
気がします。
すみません。いつも通りすがりさんにはアドバイスをいただき、それにいつも同意させてもらっています。
こういう言い方をして本当に申し訳ないのですが、通りすがりさんがおっしゃっていることは、まったくその通りです。
なのですが、僕が彼女と「話し合いができない」と言っているのは、もう少し根本的な部分でのことなのです。
通りすがりさんのおっしゃっている内容まで、彼女との話し合いでは到達しないのです。
そこまで到達して、そして通りすがりさんのおっしゃるように、彼女に僕が言われたならば、
全てではありませんが、僕はむしろ満足するのです。僕はむしろ通りすがりさんのおっしゃっている内容について、彼女と率直に話し合いたいのです。
彼女がタモキシフェンを飲みたくないと言っているのを、何度確認してもどう話そうとも「女性的な理由」という結論になってしまうのです。
結婚のことも、話せば話すほど、「親のために結婚する」という風になってしまうのです。
彼女は男性の価値をいかに女性に尽くせるかで測るところがあります。それは公言しています。
そして結婚に関しても、男性はいかに女性が喜ぶ結婚を申し込んでくれるか、と考えています。
なので、自分の希望は自分から言わないのです。そして母親の言いなりになることは絶対なのです。彼女自身は言いなりになっているつもりはないようですが。
とにかく、タモキシフェンのことを始めとして、引っ越しのこと、仕事のこと、結婚のこと、全てにおいて通りすがりさんのおっしゃっている次元の話し合いまで到達しないのです。
そしてさらに、彼女は本当に法外な性格なのです。そこでも彼女の言うことを理解するのに手間取ります。
考えてみて下さい。彼女は本気でタモキシフェンの服用の是非を「女性としての魅力が落ちるかどうか」で考えているのです。
普通の女性ならば、通りすがりさんの考えるように(というか誰でも考えるように)、命のこと、仕事のこと、結婚出産のことと結び付けて考えるのではないでしょうか。
とにかく法外なのです。
せっかく親身にアドバイスして頂いたのに、本当に申し訳ありません。
僕は彼女に「もっと真剣に考えて欲しい」といつもお願いをしているのです・・
引っ越しについても、彼女が新しい部屋探しで一番気にしていたのは、その建物の見た目のようでした。もっと言えば、見た目を含めた、彼女のインスピレーションのようでした。
インスピレーション重要だとは思いますが、それだと、僕が部屋探しで手伝えることは無くなります。
一緒に部屋を探すのであれば、そのインスピレーションを少しでも僕に彼女が伝えてくれなければ、僕は何もできないのです。それで何度も喧嘩になりました。
「ならば手伝えない」「どうして手伝ってくれないの?」と。
乳がんの治療法でも引っ越しでも結婚でも、同じことが起こるのです・・・
すみません書きなぐってしまいました。
もう少ししっかりと考えて、時間ができたら、あらためて返信させてもらいます。
通りすがりさんの書き込みには、いつもお世話になっています。
僕自身の至らないところを指摘して頂けたり、再確認させてもらったりしています。
言って頂いている内容は、いつもほとんど同意させてもらっています。
ただ、彼女の性格が一般的なそれとあまりにかけ離れているので、失礼ですが、通りすがりさんの想像がついてとどいていない時もあります。
ですが、彼女は毎回みなさんのコメントを読んでいます。むしろ僕が書くブログ本文よりも熱心にみなさんのコメントを読んでいます。
そして通りすがりさんのコメントには考えさせられることも多いようです。
今回書いて頂いたタモキシフェンと仕事のことを読んでも、彼女はいろいろ考えていたようです。
通りすがりさんと意図とは少しずれてしまっているかもしれませんが、僕と彼女にとって、とてもありがたいコメントになっています。
いつもありがとうございます。