乳がんと診断されたら

乳がんの診断を受けることは非常に悲しいです。
彼女の乳がんが確定した検査結果が出た日に、僕も病院について行っていました。
彼女の乳がんはステージⅠだったのですが、そうであっても、僕には計り知れない精神的なショックが彼女にはあったはずです。
できる限りのサポートをすることにしました。

このページでは乳がんと診断された時にある程度知っていると良いことをまとめてみます。
乳がんの進行度や本人の精神状態によって、知るべきこととやるべきことは変わってくるかもしれません。
ですが、乳がんの診断を受けた女性にとって知っていた方が良いと思われることを、彼女がたどった経験からまとめてみます。

 

まずは信頼できる機関が出版している小冊子を読むことをお勧めします。
ネットでもPDFでダウンロードできるものもありますので、一読をおすすめします。

国立がん研究センター がん情報サービス 各種がんシリーズ 乳がんhttp://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/odjrh3000000ul0q-att/144.pdf

がん研有明病院 乳がんの治療をこれから受ける方のために
http://www.jfcr.or.jp/hospital/department/clinic/disease/mammary_gland/pdf/nyuugan20140820.pdf

 

手術が終わるまでに彼女の治療について僕が気になったことをまとめます。

 

〇検査や手術待ちの期間が非常に長い。乳がんが進行してしまうのではないか?

これは彼女と僕が一番悩んだことです。これについて考えると、夜も眠れなくなる思いでした・・・
ですが、僕がこれまで知りえたことから言えば、そこまで気にすることではないと思います。
このブログの他でも書いていることですが、乳がんはがんの中では進行の遅いがんだと言われています。
乳がんは手術以降の治療も長く続きます。信頼できる病院を選ぶべきです。
そして、信頼できる病院はやはり他の乳がんの患者もそこでの治療を希望して集まってきます。
つまり信頼できる病院ほど手術待ちの期間が長い可能性が高いです。

手術待ちの期間に病院側は詳細な検査をします。
なので、他の人の手術を待っている期間がまるまる無駄になることは少ないようです。
良心的な病院ならば、本当に早急な手術が必要な患者は優先的に手術をしてくれるという話も聞きました。

また、そもそも乳がんが一定以上進行していると、手術より先に抗がん剤治療をやるので、手術待ちの期間の長さの心配という問題にはならないです。

以上を考え合わせると、もちろん早く手術することに越したことはないのですが、それ以上に信頼できる病院にかかる方が重要だと僕は思います。

僕の彼女も、実際に某有名大学の大学病院の科長の先生に頼んで、転院先のがん専門病院に紹介状を書いてもらって転院しました。
まあ、今考えると、凄いことをしちゃってますが・・・
その結果、大学病院で手術をしてもらっていた場合と比べて、1か月くらい手術が遅くなりました。
そして、この一か月は無駄にならなかったと今は確信しています。
結果論なのかもしれませんが。

 

 

〇乳房にメスを入れなければならないのか?乳房を切らずに治すことはできないのか?全摘しなければならないのか?

Posted by oomura


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