彼女と結婚しました。

40台の二人は初婚です。

若いカップルをかき分けて、某ホテルのブライダルフロアに何度も足を運びました。小さいながらも本当に良かったと思える式を挙げることができました。

 

相変わらずのことなんですが、結婚に関することを決める過程で、彼女と何度も喧嘩をしちゃいました。

乳がんの治療について、彼女と何度も喧嘩をしましたが、彼女と喧嘩をするのは乳がんはあんまり関係なかったんだと、今ならはっきり言い切れます。

いつも喧嘩してますね。。

 

このブログを毎日書いていたころも、彼女としょっちゅう喧嘩をしていました。

そのたびに、僕はイラつく気持ちをこのブログに書き殴ってしまい、そしてコメントで皆さんに慰めてもらいました。

もしかすると、このブログで皆さんに励ましてもらえなかったら、彼女と結婚には至らなかったかもしれません。

コメントを下さった方々には、心より感謝いたします。

 

乳がん治療の経過

彼女の乳がんの治療の経過について報告します。

タモキシフェンの服用は中止して、トレミフェンに変更しました。

タモキシフェン服用以前から肝臓の数値が悪かった彼女が、タモキシフェン服用後にさらに数値が悪化したからです。

数値悪化の原因は、タモキシフェン服用だと断定できません。でも、悪化の理由の一端にはなっていると思われました。

 

トレミフェンに変更した直後は、ほとんど肝臓の数値は改善されませんでした。

ただ、タモキシフェン服用時の彼女の不眠は、トレミフェンへの変更でかなり緩和されました。

その違い一つだけでも、とても意味のあることだったので、トレミフェンの服用を続けました。

それと同時に、彼女との散歩時間を増やしました。

散歩時間を増やして、何故か僕が文句を言われる理不尽さに耐えながら・・

 

そうしたところ、トレミフェンに変更してから約半年後くらいから肝臓の数値が良くなりだして、今ではかなり改善されました。

トレミフェンに変更に変更したことが良かったのか、散歩を強化したことが良かったのか、どれが利いたのかは分かりません。

ほんの少しだけ彼女の体重が落ちたことも、良い影響を与えているかも。。

 

肝臓の専門医を選定して、肝臓の治療を本格的に始めなければならないと思っていた矢先に、良くなり出した感じです。

トレミフェン+運動+ダイエットをやり始めて、約半年後から少しずつ効果がでました。

ギリギリでなんとかなって良かったです。

もしかすると、ちゃんと肝臓の専門医にかかって、彼女の生活習慣に釘を刺してもらった方が良かったのかもしれませんが・・・

 

今は彼女よりも彼女のお母さんの方が心配

彼女のお母さんも乳がんの手術をしたのですが、再発の心配は彼女よりもお母さんの方が大きいです。

今のところ再発は大丈夫なのですが、彼女よりも彼女のお母さんの方が、さらに肝臓が悪いんですよね・・・

ただ、単純に肝臓が悪いから肝臓に転移しやすくなるということではないと思いますし、他の場所への転移も、肝臓が悪いこと自体が直接の原因にはならないはずです。

肝臓が悪いがゆえに乳がんの治療が制限されてしまったり、肝臓が原因で食生活や生活習慣の質が落ちて、免疫力が落ちることが問題なんだと思います。

間接的には、肝機能とがん治療は大きく関係するはずです。

彼女の乳がんの主治医も、「がんよりも肝臓の方が心配」だと言っていたくらいです。

 

彼女のお母さんの乳がんや肝臓の治療には、僕はほとんど関われません。

彼女から話を聞くだけです。

もし東京の病院へ治療しにくるようなことがあったら、こちらでの移動に付き添うくらいです。歯がゆいですね。

でも、悪化した肝臓の治療って、あんまりないんですよね・・・

根本的な治療としては、「肝脂肪を落とす」くらいです。

 

同居生活の中で

結婚したので「彼女」というのはおかしいのですが・・

このブログの中で「彼女」と書かないことにどうしても違和感を覚えてしまうので、これからもこのブログ内では「彼女」と書くことにします。

「妻」とか「奥さん」とか書くのは、照れくさいですしね。。

 

その彼女は今、わが家で僕の両親と同居しています。

いろいろな条件を考えたのですが、彼女の運動と体重に良い影響を与える限り、僕の両親との同居は問題ないと思ってます。

 

両親と同居してくれたことには感謝すべきところなのですが、どちらかと言えば彼女が望んで同居している感じです。

彼女のお母さんが、「結婚相手の親と同居しなさい」という感じのことを、昔から彼女に言っていたらしいです。

お母さんが言うから・・といった同居理由は、あんまりよくないとは思うのですが、まあ、彼女の希望でもあるので、それも同居の理由になりました。

 

僕としては、彼女の健康面にプラスになるのならば同居、マイナスならば別居、の方針です。

彼女はフルタイムの仕事をしているので、散歩などの運動をするにしても、平日は仕事の後の暗くなってからです。

夜中に一人で散歩をするのを嫌がっていた彼女と、結婚後は一緒散歩できるようになりました。

わが家犬と一緒に散歩もできますし。

 

彼女は結婚する前から、家の犬が大好きでした。

結婚後は毎日遊べるので、かなり満足しているようです。

まあ、犬と戯れるだけで、癒されるものですよね。。

僕と彼女が喧嘩していると、彼は仲裁してくれます。間に入って「喧嘩は止めて!」と目と鳴き声で訴えてくれます。

もしかしたら、彼女の乳がんにも、彼が良い影響を与えてくれているかもしれません。

 

今後の乳がんの経過

乳がんについて、今後は、まずトリプルネガティブ乳がんのお母さんが、1年~2年までに再発がなければかなり安心になります。

ルミナールA型の彼女の乳がんは、もう少し後3年後~5年後くらいまでに再発がなければ、一応の安心ができる期間になると思います。

そして、彼女もお母さんも、期間に関係なく肝臓を労わっていく必要があります。

 

僕自身は、彼女の食事や運動に付き合った結果、人生の内で一番健康な状態になっています。

回りまわって彼女に感謝しつつ、彼女と散歩を続けて行こうと思っています。

 

こ、このブログで離婚の報告をしないように、彼女と少しずつ話し合っていこうと思っています・・・

 

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日々の生活に戻っていましたが・・

どうも、お久しぶりです。

1月から当ブログの更新をしておりませんでした。申し訳ありません。

 

最近は、忙しい日々の中で、彼女の乳がんを意識しないことが当たり前の生活になっていました。

もともと、乳がんはがん全体の中でも進行が遅いタイプのがんですが、彼女のルミナールA型の乳がんは、乳がんの中でも進行が遅いものです。

また、タモキシフェンを飲むこと以外には、普段の治療は何もありません。

長くタモキシフェンを飲み続けて、5年や10年という単位で治療をして行くのがルミナールAタイプの乳がんです。

 

ですが、4月に行った定期検査の結果から、どうやら彼女はタモキシフェンの服用を中断せざるを得ない状況になってしまいました。

 

やはりタモキシフェン服用で肝臓の数値が上がっているようです

前回のブログ(1月)では、血液検査の結果から彼女の肝臓の数値(GOTやGPT)が高くなっていることが分かりました。

そうなった原因がタモキシフェン服用のせいなのかどうかは微妙なところでした。

なので、その診察の時には、次の3ヶ月後の診察まで様子をみて、その時にまた血液検査をするということになっていました。

 

そして、予定通りに3ヶ月後の4月の中旬の検査を受けたのですが、1月の時よりもさらに肝臓の数値は上がってしまっていました。

1月の検査の時には、直前に風邪薬を飲んでいたことや、それより以前のタモキシフェン服用開始直後にいったん数値が落ち着いていたことなどから、肝臓に負担をかけているのがタモキシフェンの服用だとは断定できない状況でした。

しかし、4月の検査結果を考えると、タモキシフェン服用によって肝臓に負担がかかっている可能性が非常に高いということになってしまいました。

 

そういったわけで、4月の診察から、とりあえず1ヶ月間タモキシフェン服用を中止することになってしまいました。

 

1ヶ月のタモキシフェン服用中止では・・

タモキシフェンの服用を中止して1ヶ月後の5月に入ってから、さらにもう一度血液検査をしました。

そうしたところ、多少肝臓の数値は改善が見られました。

このことによって、肝臓の数値の上昇はタモキシフェンが原因であることがほぼ確定的になりました。

これは、彼女の乳がんの治療にとって、ある意味で最悪の事態です。

非常に有効な乳がんの治療法が受けられなくなってしまったわけですから。

 

彼女は、無治療で大体25%くらいで再発が予想されるところを、タモキシフェン服用によって、10%くらいまで再発率を下げられることが予想されていました。

これは非常に大きな効果でした。

この効果を得られなくなるのは、かなり痛いです・・・

 

選択肢はいくつか残っています

最悪の場合は、無治療にしてしまうしかないです。

ですが、まだ選択肢は残っています。

このブログのコメント欄で以前に何度も情報をいただいていたことですが、トレミフェンはタモキシフェンとほぼ同じ効果で、副作用の出方が違う場合があるらしいのです。

なので、彼女にはタモキシフェンを止めて、トレミフェンを服用してみる選択肢が残っています。

そして、実際に彼女の主治医からも、トレミフェンへの変更が提案されました。

主治医からは、トレミフェンと同時に「肝庇護薬」というものの服用を提案されました。

肝機能を補助する薬のようです。

 

調べてみると、タモキシフェン服用で肝臓の数値が悪くなってしまう人は少なからずいるようで、同様の処方を受けることは一般的なようです。

彼女は主治医の提案を受け入れる以外に選択肢はないようです。

 

不安要素も多いです

トレミフェン+肝庇護薬で、一応はホルモン療法の継続を望めます。

ですが、このホルモン療法は不安要素がとても多いです。

まず、そもそもトレミフェンでも肝臓への副作用が出る可能性はかなりあります。

タモキシフェンからトレミフェンに変更すると、肝臓への副作用が減ったり無くなったりする「可能性がある」だけです。

トレミフェンの代表的な副作用にも、タモキシフェンと同様に、「肝機能の低下」という項目があります。

では、なぜタモキシフェンとトレミフェンの副作用が違う場合があるかというと、SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレータ)という概念からくると思われます。

まあ、僕も全然理解をしていないですが、簡単に言うと「ホルモン物質の働きは単純(単一)には説明できない」ということでOKだと思います。

ホルモンに関する薬は、同じ薬でも人によっては全く違う効果になってしまう場合があるのです。

また、似たような薬でも、副作用がまったく違うように出てくる場合があるということなのでしょう。

彼女はトレミフェンを試してみる価値はおおいにありますが、だからと言って必ずしも肝臓への副作用がタモキシフェンより軽減できるとは限りません。

 

また、仮にトレミフェン+肝庇護薬の服用によって、肝臓に負担をかけずにホルモン療法を行えたとしても、肝庇護薬というものは、ずっと飲み続けなければならないものなのかどうかが不安です。

一応、主治医は「肝臓の数値が落ち着いたら、肝庇護薬は止めてもいい」と言っていました。

ですが、そうなるのかどうか・・・

服用を続けていけば、むしろ肝臓の状態が悪くなってしまう可能性も十分になると思います。

 

ダイエットをするしかないのですが・・

彼女は脂肪肝があると何度も指摘されています。

このブログでも何度も書かせてもらっています。

ダイエットをしなければならない状態なのですが、どうしても「独自のダイエット」をしようとしてしまいます・・・

僕はそちら系の知識は結構ある方ですし、過去に何度もダイエットをして、実際に体重を落としています。

そのことは、こちらで書かせてもらいました。

あせりを抑えられるのか

彼女はなぜ、僕の言っていることを、少しでも取り入れようとしないのか・・・

 

多分、僕がダイエットについて彼女に言うことと、まったく同じことを医者から言われたら、彼女は聞くのでしょうね・・・

さりとて、肝臓に詳しい医院を受診した方がいいと言っても、彼女は面倒くさがって行こうとしませんが・・・

ぼ、僕が良いところを見繕って、つれて行くしかないのでしょうね・・・

 

おそらく肝臓の専門医に診てみらえば、脂肪肝について詳しく診てもらえるわけで、当然、体重の調整についても多くのアドバイスをもらえることでしょう。

今回、タモキシフェンを中止せざるを得なくなったことで、彼女にとって肝臓の専門医にかかることは、プラスアルファのことではなく、必ず必要なことになったはずです。

近い内に必ずそのようにするつもりなので、その経過もまたブログに書かせてもらおうと思います。

 

当ブログのコメント欄で脂肪肝について情報を提供して下さった方々には、彼女がそれらを今まで生かせなかったことをお詫び申し上げます。

たくさんアドバイスして下っていたのに、本当に申し訳ありません。

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彼女の乳がんの手術後1年目の検査結果が出たので、聞きに行ってきました。

エコー、マンモ、視触診、血液検査の結果です。

おかげ様で、結果は、乳がんに関して問題ないというものでした。

乳がんは大丈夫だという結果でしたが、僕としては、今回の検査結果はあまり良いものだとは思えませんでした。

血液検査の結果、彼女は肝臓に関する数値がかなり悪いと出ていました。

 

彼女の乳がんのタイプはルミナールAです。

某サイトの情報だと、ルミナールAの場合に転移再発が起こりやすいのは手術後5~7年後だということです。

彼女の乳がんの状態の場合、手術の1年後に転移再発が見つかる可能性は稀です。

(というか、今回の検査では転移再発に関する検査はほとんどしていません。血液検査のみです。これが規定の検査です。)

また、転移再発ではなく、乳房の中で再発する局所再発に関しても、彼女は断端陰性だったこともあり、再発の可能性が高いのはもう少し先だと思います。

局所再発にしろ転移再発にしろ、彼女が警戒すべき時期はまだまだ先です。

 

彼女の乳がんはルミナールAの型なので、治療はとにかく長期戦になります。

ルミナール型の乳がんではタモキシフェンをはじめとする抗エストロゲン薬が効果を発揮しますが、高い効果を上げるためには本当に長期間飲み続ける必要があります。

タモキシフェンは昔は2年飲むことが推奨されていて、今は5年飲むのが一般的です。さらに10年に飲む期間を延ばすと効果が高くなるという話もあります。

なので、ルミナールA型の乳がんの治療をする場合は、タモキシフェンが体に合うか合わないかが、治療の鍵を握ってくるのです。タモキシフェンの副作用が強すぎると、長期間飲み続けるのが困難になるからです。

タモキシフェンはほとんど副作用が出ない人もいれば、重度の副作用が出てしまう場合もある薬です。

彼女は現在半年くらいタモキシフェンを飲んで、中程度の不眠などの無視できない副作用が出ています。

今回の検査の血液検査の結果で肝臓関係の数値が悪かったことの原因がタモキシフェンだとすると、長期的に見て彼女の乳がん治療がとても苦しくなると思われます。

 

彼女はお母さんも乳がんになってしまったのですが、お母さんは肝臓の持病が原因で推奨される抗がん剤治療を受けられませんでした。

彼女の母方には、肝臓が悪かった人が多いらしいです。

肝臓は、お酒や肥満などが原因で悪くなりますが、元々の遺伝的な代謝機能の強さも大きいです。

彼女はできる限り肝臓には負担をかけたくない立場なのですが、タモキシフェンは5年間飲み続けなければなりません。

タモキシフェンの肝臓への負担はさほど大きくないと言われてはいますが、稀に大きく肝機能を低下させています場合もあります。

また、タモキシフェンの服用で太りやすくなる場合があるので、脂肪肝が進んでしまい、間接的にタモキシフェンが肝臓へ影響を与える場合もあります。

 

ただ、彼女が今回の検査を受けたのは12月の中旬で、12月の上旬に彼女は風邪を引いていて、薬を何種類か飲んでいました。

検査を受けた直前まで薬を飲んでいたので、もしかするとそういうった風邪に関する薬の影響で、肝臓に関する数値が高くなっている可能性もあるとのことでした。

そこで、今回の検査の結果を聞いた直後に、もう一度血液検査をしてみることの提案を主治医から受けました。

彼女は了承して、当日すぐに2度目の血液検査を受けることができました。さらに、その結果も当日聞くことができました。

結果は、12月中旬の肝臓の数値よりは下がってはいるものの、まだ高かったです。

GPT、GOTともに3ケタでした。

このような場合に、「下がっているからよし」なのか、「1ヶ月も経っているのに、この程度しか下がっていないからまずい」なのか・・・

わかりません。

「タモキシフェンの影響で、一度上がった肝臓の数値が下がりにくくなっている」という可能性もあるのでしょうか・・・

なので、もう一度、3ヶ月後に3度目の血液検査をすることを主治医に提案されて、そうすることにしました。

(現在の病院を転院することを考えていたのですが、今回のことでいったん転院は先延ばしすることにしました。)

 

肝臓の話ばかりになってしまって、乳がんの話とはあまり関係なくなってしまいました。すみません。

ただ、ルミナールAだとタモキシフェンを飲み続けることが最大にしてほぼ唯一の治療法なので、そのタモキシフェンが飲み続けられるか、そうでないかが、乳がんの治療の行方に直結します。

 

まあ、もし肝臓の数値が危険な域になってしまって、タモキシフェンの服用を中止することになったとしても、それで終わりと決まるわけではないです。

いったん中止して、肝臓の様子をみながら再開のタイミングを探るという手もあります。

また、違う種類の抗エストロゲン剤にすると、副作用の具合も変わってくる場合があるとも聞いています。

今回の結果から先行きが不安になりましたが、対処する方策も色々あると思うので、長期戦になる乳がんの治療を粘り強く続けて行きたいと思っています。

ぼ、僕はそう思っているのですが、彼女がなんと言い出すかは未知です・・・

 

 

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