結婚はできないかもしれない・・
昨日の夜、乳がんと結婚について一人で考えていました。
僕と彼女はゴールデンウィークが始まると同時に、一緒に彼女の実家へ行きました。そして、僕だけ一足先に東京へ帰ってきています。
彼女の実家で、彼女の両親から結婚についていろいろ言っていただきました。
なので結婚について今いろいろと考えています。以前から少しずつは考えていたのですが・・
彼女の乳がんは約半年前に発覚しました。それからいろいあったのですが、彼女が乳がんになったことと、結婚するしないは直接的にはまったく関係ないです。
僕と彼女は乳がんに対しての考え方がかなり違います。なので、正直に言うと、僕がいなかったら彼女が自分でしっかりと乳がんのケアをできるか心配です。
そういう意味では結婚して一生彼女のそばにいたいですが、それを結婚の理由にすることは良くないような気がします。結婚は同情でするものではないです。
結婚できないかもと思った理由は、乳がんと直接的には関係ありませんが、間接的には大きく関係があります。
彼女が乳がんになって、そして彼女と一緒に乳がんの治療をして行く中で、彼女とは建設的な話し合いがまったくできないな、と感じてしまったのです。
以前から喧嘩をした時などに、そう感じる場合がありました。ですが、そういう場合、喧嘩の理由は些細なものです。どちらでもいいことです。
なので、僕が謝って済むのなら謝りました。喧嘩の理由がそれなりに大切なことで、謝る謝らないの問題ではない場合は僕はしつこく食い下がり、彼女が諦めていました。
こういうやり取りが、乳がんの治療方針を二人で話し合った時にも出てきてしまったのです。
彼女の乳がんの治療方針の話し合いという、僕にとっておそらく一生で最も重要である決断の場で、彼女と僕は建設的な話し合いが出来ずに喧嘩してしまったのです。
この状態がこれからも変わらないのならば、これから先たとえ結婚しようとも(むしろ結婚した方が)彼女と重要なことの話し合いが一切できないです。
どうも彼女が取る行動パターンの中に「話し合う」というカテゴリーが存在しないような気がします・・・
僕が彼女の意見に従うか、彼女が僕の意見に従うか。彼女の頭の中では、その二つの選択肢しか基本的に存在していないように見えます。
相手の意見に対して「納得する」という選択肢がない。「嫌だけど我慢してそうする」ことしかできないのです。
僕の立場に例えると、これだと僕が彼女の提案に沿って行うことは全て嫌々やっていることになってしまうのですが・・・そんな風に彼女は僕のことを思っているのでしょうか・・・
僕は彼女のために何かをやっている時は充実しています。彼女のためにならないことは、彼女が望んでも基本的にやりません。嫌々やることなど、ほとんどないです。
彼女の意見はしっかり聞いて、吟味して、そして納得して採用させてもらっています。
か、彼女は違うんでしょうか・・・
まあ、話し合いが上手く行かずに、しょっちゅう喧嘩している夫婦などはごまんといると思います。
「建設的な話し合いが出来なければ結婚はできない」としてしまうと、今実際に結婚している夫婦でも、離婚しなければならなくなる夫婦がたくさん出てしまうのかも。
僕が気にし過ぎているのかもしれません。そんなことを気にしていたら、一生結婚などできないのかな?
でも、結婚するということは、共同作業以外の何物でもないはずです。これは絶対に間違いない。少なくても現在の日本ではそのはず。
話し合いがなされない共同作業とは、これいかに。
乳がんの治療法についての話し合いは、まだ終わっていません。一旦、引っ越しを優先させて話し合いを中断している状態です。
引っ越しは、ゴールデンウィークが明けると同時に、強行軍で全てを決めて引っ越しし終える予定です。
そしてそれに続いて、5月中には乳がんの治療法も決める予定です。一応期限は区切っていますが、無理に決めることは避けるつもりです。
これまでは彼女と建設的な話し合いができていなかったのですが、まだ、話し合いが出来ずに終わるかどうかは分からないのです。まだ、そう決めつけるのは早いのかもしれません。
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コメント一覧
結婚とは正式に戸籍に入ることになり
相手の人生を丸ごと受け入れることになります。
嫌なことがあってももう逃げられない…
そういう意味でいえば、とても責任のあることです。
相手の人生を丸ごと受け入れられる覚悟がないのであれば
結婚はしてはいけない。
結局は他人同士。口では何とでも言えます。
実際その時になったらどうなのでしょう。
いつでも逃げられる道を残しているあなたはちょっとずるいと思います。
責任とは、自分の能力の範囲で取るものだと思います。
自分の限界をあふれているのに、何とかしようと言うのは、責任が取れていない状態だと思います。
彼女の人生を丸ごと受け入れる器が僕にない場合には、責任が取れないことになる。
なので、「結婚できないかもしれない」と思うのです。
こういったことを彼女に言うと「その程度しか私のことを想ってくれていないのね」という返事になります。
彼女と一生一緒にいたい。そのためには努力します。
でも、その結果について「絶対にこうしてやる」と言い切ることは、僕には誠実なことなのかどうかわかりません。
そうなんですよね。
彼女さんは、話し合いで
相手と意見をスリ合わせることが
苦手なんですよね。
もしかしたら
彼女さんは小さい頃から
ちょっと強引なお母さんに
いろいろなことを
一方的に決められていた
のかも知れません。
その影響で「100%ガマンする」か
「100%思い通りにする」かの
二者択一しか出来ないのかも。
(あくまで想像です。
的外れならすみません。)
現状では、
一緒に家庭を築いていくことが
困難なタイプです。
結婚したら苦労することが
多いような気がします。
この事実を冷静に踏まえた上で
彼氏さんが、いま考えるべきは
「じゃあ、この先、
彼女さんのいない人生を選ぶのか」
ということです。
相手は40代の女性です。
「結婚する気はないけど
一緒にいたい」というのは
「正社員にする気はないけど
派遣でずっと勤務してほしい」
というブラック企業と同じ構図です。
彼女さんにとって
かなりしんどい状態です。
ですので
籍を入れていなければ
彼氏さんに責任もないかわりに
彼女さんもいずれ別の相手を
選ぶことがあります。
突然、お見合い会社に登録したり、
強引なご両親が強引に縁談を持ってきて
強引に話をまとめるかも知れません。
彼女さんが、自分以外のひとのものに
なってもいいのか。
彼女さんが側にいる人生と
彼女さんが側にいない人生。
苦労を承知でも、不器用な彼女と
「やっぱり二人で歩んでいきたい」
と思うなら
いまがプロポーズのタイミング
だと私は思います。
即断する必要はありません。
自分の気持ちに正直に
じっくり考えてください。
いつもコメントありがとうございます。
相変わらず、通りすがりさんのコメントには完全に同意させてもらいます。
全てその通りだと思います。というか、僕の考え方とほぼ同じです。
プロポーズするかどうかは、僕が決めることなのですが、その基準の中に彼女の気持ちが入っています。
「自分以外の人のものになってもいいのか」ということについても、もちろん嫌なのですが、それと同時に「その方が彼女が幸せになる可能性もあるのかな?」とも考えてしまうのです。そして堂々巡りになる。
自分が逆の立場なら、僕ならば自分の気持ちを一番に考えます。親の気持ちよりも自分の気持ちを取ります。
今彼女に望むことは、それなのです。自分の気持ちを一番に考えて、そして自分の気持ちに責任を取ってほしい。
僕は今、僕自身の気持ちに正直になっています。これ以上ないくらいに。というか、これしか僕にはできないと再確認しています。
僕が一番望んでいるのは、僕の周りの人がみんなそれぞれ自分の気持ちにまず正直になって、そしてそれをなるべくお互いに満たせるように協力していけるな体制を作ることです。
まず自分に正直になって、それが満たせるかどうか考える。多くの場合はすべての人の希望を満たすことはできなくて、どこかに無理が生じる。
そして話し合う。僕は話し合うことが望みです。
はじめまして。
初めてコメントを入れさせて頂きます。
結婚って、本当に難しいですね。
いろんなことを 真剣に考えれば考えるほど、深みにはまってしまう…。
通常の結婚でも、他人同士が人生を共に生きようとするには乗り越えるべき壁がいろいろとあるのに、お二人の場合は余計に高い壁があるので、乗り越える際に、非常に根気がいるだろうと御察し致します。
人は日々、生きていると、様々な出来事があり、いつも心身が元気でいるというわけにはいきません。
心も 身体も 疲れている時には、上手くいくはずの話し合いが、こじれてしまうこともあります。
どんなに愛し合っていても、自分以外の人の気持ちを100%理解することはできません。
だからこそ、話し合いは必要なのです。
お互いに分かり合いたい。
その気持ちがベースにあるからこそ、話し合うのですよね。
ただ、話し合いには、注意がいくつか必要です。
•今、話し合いをするお互いの心身の状態は、いいかどうか。
•心身の状態が良くないならば、話し合いをするテーマを絞ったり、話し合う時間の長さを限ったりする。
•話し合うときには、双方、気持ちをフラットにして、こう決着をつけようなどと心の中で思わない。
•どちらかの主張に話し合いの終着点を求めず、お互いの“折中点”に結論が終着するようにする。
•話し合いが終われば、もう、その話題にはふれず、元の2人の関係に戻る。
このような注意をもとに、話し合うことをおすすめいたします。
もうすぐ50歳になる、結婚・離婚・再婚の経験者の1つの意見です。
お二人を応援しているので、つい、押し付けがましいコメントを入れさせて頂きました。
申し訳ありません。
お二人の人生に、幸多かれと心よりお祈り致しております。
コメントして頂いてありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
こころ様にご指摘いただいていることは、僕ができていないこと、そのままです。
耳が痛いと同時に、何度も心に決めては忘れてしまっていたことを、今思い出させていただいたと痛感します。
人を愛するために必要なことの一つに、今すぐ何かを求めるのではなく、将来得る幸せのために今得るものを後回しにできるかどうか、があります。
こころ様がおっしゃる「こう決着をつけようなどと心の中で思わない」というのは、これに当たると思います。
今、欲望を後回しにできるかどうかは、人間の関係性のやり取りにも当てはまることを理解致しました。
「心身の状態が良くないならば、話し合いをするテーマを絞ったり、話し合う時間の長さを限ったりする。」というのも、とにかく今すぐ成果を得たいという、ある意味わがままな気持ちを制限するためのものだと思います。
人と関係性を築く上で粘り強さはそのまま誠実さになるということを、何度も何度も繰り返し自分に言い聞かせてきたつもりでしがた、それがまだ実践できていなかったことを、こころ様の書き込みから思い出させて頂きました。
励ましていただき、ありがとうございます。