彼女と別れるかもしれません2
まさかの第二弾になってしまいました・・・
かなり精神的に苦しいです。
彼女が引越しをするために次の土日に一緒に不動産屋に行こうと言っています・・・
お願いだからがんの治療法を決定するまではがんの方を優先してくれ、と頼みました。ですが、頼んでも合理的な返しが来なかったので、喧嘩になりました・・・
ブログでは触れていませんでしたが、某医者のセカンドオピニオンを受けることにしています。予約も取りました。
今は信頼していたがん専門病院にある意味で裏切られた状態で、僕としては何とか頑張って情報を集めて、自ら治療方針を決めようとしているところです。
場合によってはセカンドオピニオンから転院も考えていました。
ただ、次回ブログとして書く予定だった「大病院のデメリット3」の中で、僕は「大病院では過剰な治療を勧めてくる可能性があるが、それさえ注意すれば大病院のメリットを享受できる可能性はある」と主張するつもりでした。
なので、転院よりはセカンドオピニオンや場合によってはサードオピニオン、そしてさらに情報を集めて、最終的にはこちらが決めた治療方針で今のがん専門の大病院で治療してもらうのがいいのかとも考えていました。
いろいろ計画を練っているのですが・・・ふと思い出すと、これはすべて彼女の健康の話なんですよね・・・
その人の一生の健康が関わる治療法を決めなければならないこの1~2週間に、他のことでわずらわされるのは我慢できません。
でも、僕自身のことではないので、それは強制できないんですよね・・・
来月の中旬に彼女が住んでいるマンションの更新がくるので、今月の中旬までに出るかどうか決めなければならないらしいです。
取りあえず、今は大切な時期だから、僕が更新料を払うから落ち着いてから引っ越ししようと提案しましたが、聞いてくれません。
更新の確認の話をした時に、不動産屋から聞いた大家からの待遇が気に入らなかったらしいです。少し値上げされて、それ以外にも何か言われたようです。
どうやら、彼女は今の部屋を出たくてたまらないようです。僕の家に来てもいいですし、それも言ってあります。でも、それは彼女はしたくないと言っています。
とにかく次の土日に不動産屋に一緒に行こうと言われました。
引っ越しのことはちょっと待ってくれと言うと、じゃあ一人で行くと言われました・・・
じゃあ彼女がマンションを探して、僕が乳がんの治療法を探すわけですか・・・
分業ですね・・・
彼女の引っ越しのことは僕も少しづつは考えようとは思っていましたが、今は無理です。
先週の金曜日に彼女のかかっていた病院の主治医に、明らかに不自然な抗がん剤の使用を勧められてから、状況が一変しました。
主治医が頼れない以上、自分でなんとかしなければなりません。少しでも多く、乳がんの治療法や医者や病院について調べたいです。
でも、僕が彼女自身よりも彼女の健康について心配するのは、今に始まったことではありません。
ですが、ここまで温度差を感じると、これからも彼女と一緒にいることに絶望を感じてしまいます・・・
多分、少しずつ、丁寧に、粘り強く、彼女に彼女の今の状況と僕の心境を説明していけば、最後には分かってくれると思います。
ですが、現実的にそこまで僕が続けられるかどうか・・・
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ディスカッション
コメント一覧
大丈夫ですか? ずいぶん追いつめられていますね。でも、こんなに心配してくれる彼氏さんがいて、彼女は幸せだと思います。 病気に対して、彼女との温度差を感じているのですね。私も乳がん患者ですが、彼女の気持ちはわかるような気がします。
なんか、毎日毎日、乳がんのことが頭から離れず、現実逃避したくなるのです。もう、全く別のことに集中したくなる。
私にとっては、仕事が逃げ道でした。会社のひとには言わずに治療していたので、仕事をしている間だけは乳がんのことを忘れています。もとの元気だった自分を思い出すことで「また元気になれるのかも知れない」と気力が湧いてきました。
いま、彼女が引っ越しに夢中になるのは、彼氏さんには理解し難いかも知れませんが、彼女にとっては必要なことなのです。
治療とは全く関係ないことのように見えますが、自分を奮い立たせるため、または、発病したときのショックを繰り返したくなくて、環境を変えたいのだと思います。
これを機会に、二人で暮らせる広めの部屋に引っ越してはいかがでしょう。
別れるなんていわず、気持ちが折れがちになっている彼女を、家族として支えていってほしいです。
ガン治療の最中に思ったのが「治療方針を決めるのは患者自身」ということです。医師はあくまでアトバイザー。私は手術後、治療方針に疑問を持ち、セカンドオピニオンに3箇所行きました。医師によって見解は異なりました。結局、自分の希望の治療をしてくれる病院に転院しました。
医師も人間です。相性の良し悪しは必ずあります。セカンドオピニオンは保険も効かず、お金もかかりますが、がん治療は一生続くので、主治医探しは妥協せずに納得いくまで行ってください。
励ましの書き込みありがとうございます。
彼女が現実を逃避したくなるのではないかというご指摘を常に心にとめて、これからの彼女との話し合いをしていきたいと思います。
ただ、少し信じ難いと思われるかもしれませんが、僕の彼女には恐怖からくる現実逃避はほとんどありません。
あるかもしれませんが、全体からすると一部分のはずです。
これも信じられないかもしれませんが、彼女はもし再発転移したとしても、多くの女性のようにはショックを受けないと思います。
「仕方ない」と本気で思える人です。本当に心の底から豪気な人なのです。そこが魅力でもあります。
なぜそこまで言い切れるかというと、実際にそういう経験を何度かしているからです。
詳しくは書きませんが、以前に僕から見れば(多くの普通の人からみれば)、身の毛もよだつ恐ろしい病気の症状が出ているような状態で、彼女は普通に会社に行って仕事をしていました。
「今日はその症状のせいで、仕事がやり辛いな」と感じながら・・・
彼女の豪気さは父親譲りらしく、彼女はそれを誇りに思っています。
彼女の父親は自分の体の一部分を誤って切り落としてしまった直後に、動揺することなしに、仕事の心配をしていたそうです。
周りにいた家族がそれを見て泣いていたらしいです。
彼女とよく似ていると思います。
彼女の豪気さは彼女の魅力ですが、自分との違いの大きさから気後れしてしまいます。
今回の乳がんの治療のように、僕と彼女との病気に対しての認識の違いがあまりに大きいと、僕の心が持たなくなりそうなのです。
ご指摘して頂いたように、彼女が現実逃避していることはおそらく事実なのです。ただ、何から現実逃避しているかというと
乳がんの再発の恐怖から現実逃避しているのではなく、乳がんの治療の面倒くささから現実逃避しているのです・・・
でも、人間の心は正確に割り切れるものではなく、公式に当てはめられるものでもありません。
これらの僕の彼女に対する理解は間違っている可能性も十分にあります。僕がそう思うだけで、現実は違うかもしれません。
彼女が今住んでいる部屋は狭いです。
ご指摘のように、少しでも広い部屋に引っ越しできたならば、彼女の気持ちが晴れるのでしょう。
セカンドオピニオンについてのアドバイスもありがとうございます。
同じ乳がん患者からすると…
心配してもらっているのはありがたいとは思いますが
行き過ぎるとストレスになるだけです。
彼女のためではなく、あなたのためなのではないですか?
あなたが納得したいだけでは…
これが正しいと決めつけて押し付けられる苦しさ…
あなたの中での正しいことも、他人にとっての正しいことではないのです。
あなたの価値観を押し付けないでください。
別のことで気を紛らわしたいこともある。
こういう気持ちは、実際同じ経験をしていない人にはわからないのです。
あなたが思っているより、本人はきちんと考えてると思います。
命がかかっているのですから。
何も考えていないというのはあなたのおごりであり
彼女に対してとても失礼なことです。
がん患者の心理は複雑です。
あなたが先に歩くのではなく、少し引いて隣に並んで歩いてください。
自分の人生は自分で決めます。
コメントありがとうございます。
彼女と話し合ってみます。彼女を追い詰めるようにではなく、で
きるだけ彼女の意見を聞く話し合いをしてみようと思います。
焦っているのも恐くなっているのも、僕自身だということは自覚しているつもりです。
もし彼女と別れることになるのであれば、それは僕が耐えきれなくなった時です。
彼女の行く末を僕が勝手に予想して、勝手に苦しんで、勝手に別れようと言い出す時です。
僕がもう少し大らかというか、器の大きい男だったら、そうはならないでしょう。
どうしても「自分だったらもっと体に気遣うのに」と歯がゆく感じてしまうのです。
僕自身の心や感情をもっと見つめてみようと思います。