病理検査結果までに3
病理検査結果が出るまでにネットなどでいろいろ調べて、それを元に彼女と話し合って、ある程度こちらの希望する治療方針を決めておこうと思ってました。
そして、それを順にまとめていって、このブログに書こうと思っていました。
ですが、なんとうか、無理でした・・・
今これを書いている直前に、まずは放射線治療について、まとめようとしてました。
2000字くらい書いたところで、「こ、これは無理だ。まとまらん。やっとれん。」ってことで全部消しました・・・
いやいや、がんの治療は本当に複雑ですね・・・
だって、医者によって少しずつ言っていることが違うし、病院によっても少しずつ違うし、そのソースとなる論文の結論も違うっぽいんですから・・・
まあ、そもそも、がん(細胞)というもの自体が人それぞれに少しずつ違うものですからね・・・
もう、誤解や間違いを承知である程度強引に結論を出すしかないです。そのように読んでもらえると嬉しいです。
放射線治療に関しておおざっぱにまとめると・・
〇温存手術後の放射線治療は乳房内再発を予防するものである。よって転移再発には影響はなく、命に係わる選択ではない。
〇術後の放射線治療を受けるか受けないかに関わらず、乳房内再発をした場合は、乳房全摘手術を受ける。またその場合、放射線治療を受けていると乳房再建が難しい。
〇放射線はかなり正確に乳房だけに照射することができるので、他の器官に与える副作用は少ない。
〇温存手術後の放射線治療には乳房内再発を減らす確かなエビデンスが多数ある。
〇病理検査やリンパ節転移の個数によって再発リスクが高いとされた場合の方が、そうでない場合より放射線治療の再発予防効果が大きい
箇条書きにして言い切ってみましたが、どれ一つとっても、「そうとも言えない」という情報も少なからず出てくると思います。
取りあえず強引にまとめてみました。その取りあえずのまとめから、さらに取りあえずの結論を出すしかないです。
結論として、不謹慎かもしれませんが、僕としては放射線治療はやっても省略してもどちらでもいいと思います。
上記のまとめだと、温存手術後の放射線治療は、やれば確実に乳房内再発率を下げます。そして副作用も大きくはないです。
ですが、たとえ乳房内再発をしても、それは命に係わることではないようです。
それと彼女がお世話になっている病院が「放射線治療を省略していいよ」と言ってくれる場合は、元々乳房内再発のリスクはかなり低い場合だと思われます。
最後に、もし放射線治療を受けるならば、平日にかなりの日数を病院に通うことになります。仕事をしている彼女には大変です。
いろいろ考え合わせると、僕としては、どちらでもいいと思いました。
彼女の希望通りにしようと思います。
多分、彼女の性格からすると、やらないことを希望すると思います。
なので、病院側からやらなくてよいというお達しが出たならば、ありがたくそうしようと思います。
ただ、病院側がやった方がいいと言って、彼女がやりたくないと言った場合は・・・
その時はもう一度考え直したいと思います。
彼女の乳がんはリンパ節への転移はありませんでした。これは放射線治療省略の可能性への好材料です。ki67=増殖能が高いことはマイナスの材料になるのでしょうか。
あとは手術でのいわゆる「取り残し」の有無が判断材料になると思われます。
今月末に答えが出ます。
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