その頭痛はプラシーボです

情報まとめタモキシフェン

今のところ、彼女と乳がんの治療法についての話し合いを一時中断しています。

しかし、今月の半ばに、彼女が温存手術をした病院での診察の予約を入れています。そこで医師にいくつか質問をして、そして今後の治療方針を決めるつもりです。

彼女と乳がんについての話し合いはまだ再開しませんが、僕の方は一足先に情報収集を再開しようと思います。

集めるべき情報は主に二つ。タモキシフェンについてと、温存手術後の放射線照射についてです。

 

まずはタモキシフェンです。

タモキシフェンについて、とりあえず、以前に調べたことをまとめてみようと思います。そして、足りない部分やもっと知りたい部分を整理します。

調べられる部分は調べてみますし、それでも分からない場合は(あまり頼りにしていませんが・・)主治医に聞こうと思います。ネット上で某先生に聞いてみる手もあります。

 

その前に「タモキシフェン」の表記に関して書いておきます。

「タモキシフェン」は成分名です。商品名はノルバデックスやタスオミンなどです。ご存知の方も多いと思いますが、ノルバデックスは昔からある薬なので特許が切れていて、後発(ジェネリック)の薬が多く出ています。

なので、それらを相称して成分名でタモキシフェンと呼ぶことが多いのです。

僕も「タモキシフェン」の表記で行こうと思います。

ジェネリックと先発の薬で効果が変わるのかどうか、という問題は昔から議論されています。

僕は、これは「ほぼ同じ」で問題ないと思います。主成分以外が違えば、例えば体のどこにその主成分が運ばれるかが多少変わるはずで、理論的には効果も変わるはずです。

ですが、後発メーカーも当然そういうことを考慮して薬を開発するはずですから、効果が大きく違うことはほぼないはずです。

ジェネリックかどうかで、効果の違いを気にする必要はないと思います。効果が違うと感じたら、それはプラシーボ効果でしょう。

 

そのプラシーボ(プラセボ)効果ですが、おそらくタモキシフェンの副作用を考える時にとても重要な概念になると思います。

プラシーボ効果というと、「気のせい」だと思っている人が多いと思います。

「それはプラシーボ効果だよ」と言われて、「そんなんじゃない!本当にそういう反応が出たんだから!」と反論するような場面を僕は何度も見たことがありますが、残念ながらそれは間違いなくプラシーボ効果です。というか、本当にそういう反応が出たからこそ、それはプラシーボ効果なのです。

 

僕が調べた限りでは、タモキシフェンは副作用が出る可能性が高い方の薬のようです。しかし、100%出るわけではないです。

そういった副作用が出ても出なくておかしくないという状況だと、プラシーボ効果がモロに影響してくる可能性が高いです。

このことは、タモキシフェンでなくても、どんな薬でも容易に想像できます。

飲めば毎回高確率で頭痛などの副作用に悩まされる薬を定期的に飲んでいたとします。ある時、その薬とまったく同じに見えるただのビタミン剤を知らずに飲んだとします。そうすると、同じような頭痛を感じてしまうことは想像に難くないのではないでしょうか。(もちろん頭痛を感じない人もいますが。)

それがプラシーボ効果の一つです。これは「気のせい」ではなく、本当に頭痛を感じているはずです。実際に「効果」が出ています。

タモキシフェンの副作用を調べて行く場合は、こういったプラシーボ効果を含めた副作用として調べて行く必要があると思います。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます
よろしければ応援クリックお願い致します




にほんブログ村

PAGE TOP