彼女は術後のエコー検査はまだ1度もしていません
彼女が乳がんの温存手術を受けたのは、今年の2月です。
それ以降、主治医は手術した部分の治り具合の経過をみる触診などはしていますが、エコー(超音波)やマンモグラフィーなどを使った、乳がんの再発を発見するための検査は一度もしていません。
先日、彼女が行っているホルモン療法で使うタモキシフェンの1回の処方量の3ヶ月がなくなるので、また処方してもらうために、彼女が手術を受けた病院に二人で行ってきました。
手術してから約8カ月になるので、そろそろエコーでの検査をやると思っていましたが、やりませんでした。
彼女が手術を受けた病院では、全ての患者に対して、乳がんの手術後6ヶ月目に、1度エコーの検査をするとなっています。
なので、忘れられているのではないかと彼女が主治医に尋ねたところ、彼女が手術を受けた後に病院の規定が変わり、今は手術後1年目にエコーやマンモの検査を一括でやることになったそうです。
病院のパンフレットの内容が、彼女がもらった時のものとは変わっていました。
そういったわけで、彼女はエコーとマンモの検査を3か月後に予約しました。現在の8カ月とあわせて11ヶ月になり、約1年後のエコーとマンモの検査になります。
今回は取りあえず触診をしてもらい、主治医はその触診ではまったく問題ないと言っていました。
手術後1年間もの間、乳がんの再発に対して何も検査をしないというのは、恐く感じてしまう患者さんも多いかもしれません。
ですが、彼女が現在通っている病院は、(このこと自体は良いことでも悪いことでもないと僕は思っていますが)おそらく日本の乳がんの治療で最も権威のある病院の一つで、そのような病院の方針として、手術後1年目に初めて乳がんの再発に対する検査をすることになったのです。
ある意味では、衝撃的な事実だとすら思われることです。
局所再発に関しては、再発を確認してもほぼ治療が可能です。転移再発に関しては、少しでも発見を早める努力をしても、それに見合った治療法が確立されていません。
いずれの再発も、一刻も早く発見することが、最重要事項にはならないということかもしれません。
そもそも、このことは再発に限ったことではないです。乳がんではない人が定期検査をする場合でも、世間で思われているほどは、早期発見早期治療の意味は大きくないです。
早期発見、早期治療は重要です。ですが、最重要事項ではないです。
もし早期発見、早期治療が最重要事項ならば、乳がんのための定期検査は1年に1回では足りないはずです。半年に1回、3ヶ月に1回の定期検査をすべき、となるはずです。
そういったことは、ほぼ推奨されません。
乳がんの検査をし過ぎることが、乳がんの手術後の患者や、乳がんを心配して検査を受ける女性全てに、悪い影響を与えてしまう面もあるのです。
このことについては、現在の彼女のお母さんの乳がんの治療が落ち着いてから、少しずつこのブログで書いてみようと思っています。
話は変わりますが、現在彼女は、先ほど書いた「超権威のある病院」から転院することを考えています。
彼女と僕は、この病院の今の主治医と、乳がんの治療について今までまったく話し合いができませんでした。
今回の通院で、転院の話を出そうと思っていたのですが、3ヶ月後にエコーとマンモの検査をするというので、それを受けてからでも遅くないかなと思った次第です。
「超権威のある病院」なので、検査機器は最先端のものばかりです。
それらで1回くらい術後の検査を受けてから転院するのもいいんじゃないかな~と、彼女と僕は思ったわけです。
そういったわけで、その日は彼女は病院で一切検査を受けませんでした。診察も特に長くはならなかったので、通院のためにとっていた時間が余りました。
そこで、余った時間を使って、転院先として考えている病院へどんな病院なのか下見に行ってみることにしました。
このブログで何度も「ネット上で多数の乳がん患者の質問に答えている某医師」と書いている先生がいる病院です。
この先生がネット上に残されている乳がんについての情報量は、おそらくネット上では日本一です。彼女と僕も、この医師のサイトでいろいろなことを教えてもらっています。
乳がん患者のネット上のどんな質問に対しても、真摯に答えていらっしゃる素晴らしい先生だと思います。
彼女と僕は、あの先生がいる病院は、一体どんな病院なのだろう?とワクワクしながら向かいました。
彼女の家からそれほど遠くないこともあり、僕も土地勘があったので、難なく到着したのですが・・・
「・・・・・」
一言で表すならば、「ドン・キホーテ」みたいな病院でした。
僕の言っていることの意味が分からない方が多いと思いますが、実際に病院を見ても意味が分からないと思います。
イグアナがいましたし、パチスロがありましたから・・・
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コメント一覧
私もホルモン陽性乳がんですが
術後の初めてのきちんとした検査は1年目でした。
もちろん3か月ごとの診察は受けていますが
問診と触診のみで、採血もエコーもマンモもありません。
それを4年続けています。
最初は不安もあったのですが、
私にとってはこのくらい間をあけても状況は変わらないのだと思うようにしました。
焦っても仕方ないということでしょう。
晩期再発の可能性は大いにあるのですが、その時に最善を考えます。
この病になって、肝が据わりました(笑)
コメントをしていただき、ありがとうございます。
陽目様の病院では、患者の心配を満たしたり、それを上回るような術後の定期検査はないようですね。
マンモグラフィーは年齢によってはあまり確度の高い検査にはなりませんし、採血で腫瘍マーカーを見ることはマンモ以上に大ざっぱな検査になってしまうと思います。
ですが、エコーに関しては、検査のデメリットが少ないですし、技術次第で相当検出力の高い検査になるはずです。
日本では乳がんは早期発見早期治療で治るものと言われていて、定期健診を広めるような動きもあるのですが、実際の乳がん患者の再発に対する定期検査では、それと逆行するように、高頻度な検査は控えられているように感じます。矛盾を感じるところです。
まあ、僕の彼女は、もともと手術以外は無治療でもいいと言うくらいの人なので、そういったことはあまり気にしていないようですが・・・
書き込みありがとうございました。
こんばんは。初めてコメントさせてもらいます。「ドン・キホーテ」みたいな病院に、来週セカンドオピニオンをもらいに行く予定です。行ってみて、先生と話した感想はいかがでしたか?実は、今かかっている病院は、国立の総合病院で、医師との相性は良いのですが、大学病院やがんセンターなどに転院した方が良いのではないか?でも手術はなるべく早くやりたいと、迷っています。少しでも、実際に経験された方の情報や感想をお聞きしたいです。
初めまして。コメントありがとうございます。(この返信は「某」ばかりになります。申し訳ありません。)
某病院には、本当に「行ってみた」だけです。一周して外観と内観をみてきました。
非常に変わっている見た目の病院でしたが、だからこそ、某乳がんサイトのように自由に発言できる場を設けられるのではないかと思います。
しがらみというか、大人の事情を考えなくていい病院なのでしょう。とても大切なことだと思っています。
乳がんの病院の選び方ですが、まずは、その病院や医師の手術数が重要だと思いますが、同時に医師との相性もとても重要だと思います。
おそらく、他の一般的な病気や、他のがんよりも、乳がんの場合は医師との相性が重要になります。
「ドン・キホーテ」みたいな病院は、某先生が一人で切り盛りしていますし、ネット上の某サイトで先生の性格はよく分かると思います。
某先生の方針が気に入ったならば、某病院に転院することはおすすめです。
ただ、おそらく混んでいます。手術待ちの日数はそれなりになるかもしれません。
その場合は、そのことも某先生に正直にお話して、自分が心配していることを告げてみてはどうでしょうか。
手術の待ち日数に関しても、某先生はサイトで多く発言しています。
その手術待ちの日数が患者にとってまずいものであるならば、某先生も正直にそのことを伝えてくれると思います。
僕も彼女の手術待ちの期間は、本当に生きた心地がしない日々でした。
ですが、それ以降に得た情報を元に振り返ってみると、数か月程度の手術の遅れでは、乳がん全体の治療には影響はないと確信しています。
返信頂き、有難うございます。外観・内観だけ確認されたんですね。
私は、現在の主治医との相性は良いと思います。検査結果と治療の方針についても、十分時間を取って大変詳しく説明して頂きました。しこりは小さいのですが、乳管侵襲が広いので、全摘する予定なのですが、その方針にも異論はありません。
ただ、最近腕のだるさを頻繁に感じており、検査結果からは、あくまでも画像上の判断では腋窩リンパ節への転移はおそらくないとのことでしたが、もしもあった場合、執刀医の技術にかなり左右されるのではと、技術的な面で心配になりました。
主治医に執刀数を確認したところ、年間40~50くらいで、今年はもう少し多くなるでしょうとのことでした。どこの病院から来たのか、何年くらい経験があるかなど、失礼かなとも思えるような質問にも、快く答えて頂き、医師に好感は持っています。執刀数も、一応年間50くらいこなしてあれば大丈夫とがん関係のHPにも書いてあったので、標準レベルはクリアしているのかなと思いました。地域のがん医療提携病院に指定されていて、がん相談センターや認定看護師さんのサポートも手厚いと感じました。
ただ、やはり実際は医大やがんセンターで手術や治療を受ける人が多いことも事実ですし、漠然とした不安が拭えません。。。某病院の先生が、主治医の診断におおむね同意であって、背中を押してくだされば、今の病院で安心して手術を受けようと思いますが、某先生からどんなコメントが出るか、ちょっと怖くもあります。
私も、候補の一つであった医大病院の外観を見に行ったのですが、正直、建物の中に入って雰囲気を見ても、ピンときませんでした。こういう感覚も意外と大事なのかなと思います。
気持ちとしては、一刻も早く手術を終えてしまいたく、今の病院なら最短で11月17日ころには手術できると言われたのですが、主治医から、比較的おとなしいタイプのがんなので、よく考えてからでも遅くはないと言われ、セカンドオピニオンをもらうことを決めました。
某先生のオピニオンを聞いたあと、自分でもどのように心が動くかは、正直まだ分からないです。
セカンドオピニオンをもらう日は、夫がどうしても仕事の都合がつかず、ひとりで行くので、なおさら心細いです。
彼女のために、情報収集されていつも寄り添っておられて、彼女さんも(お母さんも)心強いでしょうね。ぜひこれからも、おふたりを支えてあげてください。長々と失礼しました。有難うございました。
返信していただき、ありがとうございます。
リンパ節に転移している場合が心配とのことですが、それについて、彼女と僕が知り得た知識をいくつか書かせていただきます。
おおまかに言わせてもらうと、まずリンパ節への転移はそれ程心配する必要はありません。
「転移」という言葉から、とても嫌な感じを受けますが、遠隔転移とリンパ節転移は基本的に別物と考えるべきです。
リンパ節転移があったからと言って、直接、命の危険があるということはないです。リンパ節転移は、手術後の遠隔転移の発生率を予測する上で重要な要素だというだけです。
「リンパ節に転移したがん細胞を手術で取り残したために、そのがん細胞が増大して、後に遠隔転移する」ということは基本的にありません。
それは乳房に関しても同様で、「乳房内に取り残したがん細胞が増大して、後に遠隔転移する」ということは、基本的にないと考えるべきです。
そういった考え方や臨床結果(研究結果)があるからこそ、乳房内のがん細胞を取り残す可能性のある温存手術という術式が存在するわけですし、
リンパ節内のがん細胞を取り残す可能性のある、センチネルリンパ節生検からの、腋窩リンパ節郭清の省略という術式が存在するのです。
なぜそうなのかは、長くなるので、ここでは省略します。
ですが、彼女の手術前のセンチネルリンパ節生検の説明では、「リンパ節にがん細胞が見つかった場合でも、一定以上少ない場合は、ないものとして扱う」と言われました。おそらく日本で1・2を争う権威のある病院の方針で、そうなっているのです。
リンパ節にわずかに転移があっても、ごくわずかの場合は取らない、ということです。リンパ節郭清は、後に軽い後遺症が出る可能性があり、その軽度の後遺症の方が優先されるくらい、リンパ節に転移したがん細胞は危険なものではないということです。
腋窩リンパ節の郭清で、執刀医の腕によって変わることが大きい部分は、術後の後遺症の問題です。
そして、おそらくそれは腕というよりも、「どの程度多く郭清するか、逆にどの程度郭清を省略するか」の考え方の問題だと思います。
チェリー様の主治医の先生は、読ませてもらった限り、信頼できる人ですし腕も十二分なのではないでしょうか。
ですが、客観的に考えれば、某先生の方がさらに上でしょう。まずは某先生に手術待ち期間を含めた、手術してもらえるか否かを聞いてみるのが良いと思います。
大学病院やがんセンターは患者数は多いですが、必ずしも良い治療を受けられるとは限りません。このブログのブログ内検索で「大病院」で検索して下されば、大学病病院やがんセンターの良い部分と悪い部分を僕なりに書いた記事が出てくるので、興味があったら読んでみて下さい。
大学病院には良い部分も悪い部分もあるので、単に「大学病院だから」「がんセンターだから」というだけの理由で、それらの病院を選ぶことはおすすめできません。メリットとデメリットを天秤にかけて考えるべきです。
長くなってしまいましたが、チェリー様が安心して乳がんの手術を受けらえるようになることをお祈り申し上げます。
僕は文字を打ち込むことには慣れているので、長い文章を書く場合でもさほど労力は使っていません。
返信はお気遣いなされないよう、お願い致します。
こんにちは。大変丁寧に返信いただき、有難うございました。リンパ節転移の考え方など、とても参考になりました。大病院に対する考え方も、ほぼ同感です。結果、大病院への転院という候補は却下することにしました。
昨日、某病院にセカンドオピニオンをもらいに行ってきました。某先生、ネットからみられる人物像そのままという感じでした(;^_^A 嫌な印象はありませんでしたが、事実と自分の意見を淡々と話される感じで、悪く言えばとっつきにくい、良く言えば職人気質といったところでしょうか。。(目を見て話さないタイプです・・・)なんとなく、こちらがかなり勉強してから話をしないといけないんだろうな、つまらない事聞いたらだめなんだろうな、というプレッシャーから、あまりリラックスして話すことはできませんでした。。。でも、直接ご本人と会えたことで、「ネット上からの情報は、誇大広告じゃないか?本当はどんな人物か?」という点は自分で確認できたので良かったと思います。
主治医からは、全摘を勧められていたのですが、某先生の見解によると、部分切除も有りうるとのことで、一瞬心がゆらぎましたが、今後のリスクを考えると私はやはり全摘希望なので、そのポイント以外は、主治医と某先生の見解はほぼ一致でしたので、安心しました。
結局どちらで手術を受けるのか、悩みに悩んだ末、某先生のところで受けようかと思っています。今から予約を入れると、一か月~一か月半後にできるとおっしゃっていました。今までの経過を見ても、その程度待っても支障はないでしょうとのことでした。
正直、某病院も某先生も、これから長くお世話になりたいと思えるほどではなかったので、気持ちとしては今の主治医の下でずっと治療を続けたいのですが、最初の手術が肝心で、なおかつ技術が高く、ドレーン無しで2泊3日の入院で済むという点が決め手でした。
明日、主治医の元にフィードバックに行きますが、今の気持ちを正直に話して、意見をもらいたいと思います。「手術だけ別の病院で受けて、その後戻ってきて良いですか?」とは、わがままな患者だとは思いますが、だったら別の病院行って下さいと言われるリスクも考慮したうえで、家族で話し合って決めた結果なので、主治医が理解してくれることを願います。
私には4歳の息子がいますが、重度の食物アレルギーがあり、生まれてこの方、私以外の人が作った食事を食べたことがほぼありません。私の入院中は母が面倒を見てくれることになっていますが、息子の食事の管理に自信がないと言っていることもあり、万が一私の入院中に息子が誤食で救急搬送されるような事態になったら・・・と思うと、2泊3日の入院というのは、私の中ではやはりウェイトが重くなってしまいました。そういう事情も主治医にうまく伝えられたらと思っています。
正直、長くつきあって行きたいと直感で思えなかった医師に執刀をお願いするのはどうかとも思いますし、今回の決断によって、せっかく出会った主治医との縁が切れてしまうかもしれないという不安もありますが、考えても考えても、これだという答えは単純には出ないのです。きっと、長い治療中に、こういうことに何度も遭遇するんでしょうね。
新着記事、拝見しました。共感してくださって嬉しかったです。
彼女さんの転院先は、お決まりですか?良い先生に巡り合えますように。。。
一点追記ですが、某病院と某先生が、長く付き合って行きたいと思えなかったのは、あくまでも今の主治医と比較して、私が主治医を気に入っているからであって、一般的に考えて良くない先生という意味ではありません。多くの人にとっては、良い病院であり良い先生なのだと思います。誤解のないように追記しておきますね。
コメントありがとうございます。
某先生のセカンドオピニオンを受けた感想は、彼女と僕にとってとても参考になります。
チェリーさんに書いていただいた某先生の印象は、なんというか、僕が予想していた感じと一致しますね。
僕は、彼女と自分の母親、そして彼女のお母さんの癌関係の診察を通して、いろいろなタイプの医師を見てきました。
患者に対しどういう話し方をするかどうかも、いろいろなタイプの場合を見てきました。
チェリーさんの某先生に対する印象は、「やはりあのタイプか!」となる感じです。まあ、某掲示板であれだけ発言を書かれていて、それを読めるのですから
ある程度予想できるのは当たり前かもしれません。失礼を承知で言わせてもらうと、アス〇ルガータイプの医師と言えるかもしれません。
実は、僕はこのタイプの医師が一番信頼できると思っています。というか、話し方が不当に上手い医師は、信用できないと思っている感じです。
患者と上手くコミュニケーションを取ることは医師の重要な役割ではありますが、正直、乳がん治療では、そこまで医師に求めている余裕はないです。
本当にしっかりとした治療をしてくれる先生で、手術も上手く、さらに患者とのコミュニケーションも万全に行える医師など探していたら、いつまで経っても手術ができないレベルだと言えるくらい、稀な存在だと思います。
自分が最善だと思う治療方法を誠実にこなしてくれる医師ならば、それで十分だと思います。誠実な医師ならば、患者の希望を無視することはないはずです。なので、コミュニケーションは下手であっても、患者の乳がん治療に対する希望は聞いてくれるはずです。
それと、プレッシャーを感じたとのことですが、それは忙しい医師の特徴ですね。そういった医師は、自ら多くは説明はしませんが、こちらから聞けばしっかりと答えてくれることが多いです。
次に診察してもらうまでに、何を聞くかを箇条書きなどにしておくといいかと思います。おそらく要点を次々に答えてくれるはずです。
箇条書きのメモをそのまま渡してしまっても良いかもしれません。
また、某医師の豊富な乳がんの治療経験を考えると、手術だけしてもらうというのは少しもったいないような気もします。
手術を受けるならば、おそらく病理検査まではそちらでやってもらうことになるはずです。
今回のブログでも書きましたが、乳がんの治療は手術後に本格的に始まるものです。全身に対する治療が、乳がん治療の本丸です。
全身に対する治療方針の決定は、某先生におまかせするのが良いと思います。
お子さんのことはとても大変かと思いますが、ご自分のお体もいたわりながら、乳がんの治療を頑張って下さい。
彼女の転院先は、今のところ某病院にするつもりです。なので、チェリーさんの某医師に対する感想は、とても参考になりました。
ありがとうございます。
コメント有難うございます。
手術だけやってもらうのはもったいない、確かにそうですね。
今日、主治医と話をしてきました。某先生と病院の印象を、興味深く聞いてくれました。
事情を話し、某病院で手術を受けたいが、主治医のことは気に入っているので、いずれ戻ってきたい旨を話しました。
やはり、病院のポリシーとしては、手術を実際に受けた患者さんと、再発した患者さんのフォローアップを一番にしているので、他院で手術をしたり、他院で手術後に再発した患者さんの治療はお断りすることもあるとのことでした。
主治医としては受けてあげたいが、もし腋窩転移があって放射線治療が必要になった場合、放射線科がどう言うかなど、しがらみもあるし難しいところですとのことでした。
主治医としては、なるべく私の不安を取り除くべく、子供の食事が心配だったら、術後2~3日でいったん帰宅することもできるとか、ドレーンとはどういうものか、もし部分切除したらどういう風になるか、術後の傷跡はどんな感じか写真で見せてくれたり、子供にがんのことを伝えるのに困難であればチームでサポートする体制があるとか、色々説明してくださり、一時間くらい話し込みました。主治医としては、できるだけ患者とはよく話をするように心がけているとのことでした。
oomuraさんのおっしゃる通り、某先生のようなタイプが一番信用できるのかもしれませんが、女性目線からみた場合、自分が納得できるまでじっくり話を聞いてくれる今の主治医のような人の方が、精神的には落ち着くのかもと思いました。実際話してみて、やはり主治医の元で手術を受けた方が良いのではないか?とまた決心がゆらぎました・・・。
私が一番気にしていた、病院の設備、評判、主治医自身の執刀経験なども、今日色々話を聞いてみて、不安がかなり払拭された部分もあります。某先生にはおよびませんが、毎週2件くらいは執刀されているようですし、「先生は異動される可能性はありますか?」との質問にも、自分は医局からではなく、自分で転職して今の職場に来たし、前職場で担当していた患者さんで、主治医を追いかけて転院してきた方が多数いるので、少なくともその方たちを見終わるまでは異動しませんと言っていたのも印象的でした。この職場を選んだのは、近隣でも大学病院に劣らないくらい設備とサポート体制が充実しているからだとおっしゃっていたので、実際病院としては悪くないのではないかという感じです。
技術もコミュニケーションも全て完璧な医者はなかなかいない、その通りだと思います。
結局、もうしばらくゆっくり考えてから結論出して良いですよ、治療は長くなりますので、「手術」一部だけを切り取って考えず、長い目で見てくださいね、と言われたので、とりあえず今日ははっきりと転院の意思は示さずに、家族と話し合いますと言って帰ってきました。。。。
夫ともう一度よく話し合って決めたいと思います。
もう考えるのに疲れたという感じですが、もう一息がんばりたいです。。。
横レス、失礼します。
某先生のフォローにやってきました。
私は転院し、某先生の手術を受けました。
・2泊3日の入院
・夜には多少痛みはあるものの腕は上げられる
・午前中退院ですが、その時から普通に動ける
・手術は1時間程度
手術を受ける価値は大きいと思います。
某先生の印象が悪かったようですが、とにかく沢山の患者さんで溢れかえっています。
それこそ1から10まで一人でやってる訳ですから。
でも、質問をすれば簡潔ではありますが、きちんと答えてくれますよ。
言葉少ないし、真面目過ぎるくらいの先生なので私はいつもどうやって笑いを取ろうか必死です。
oomuraさんは、某先生の病院へ転院をお考えとの事ですが
江戸川ではなく、市川になるんじゃないのかと思いますよ。
miさん、コメントありがとうございます。実際に手術を受けられた方の感想を聞いて安心しました。ドレーンを使わない手術とは、術後に液が溜まってブヨブヨしたりしませんでしたか?手術そのものが良くても、体質によってその後の経過が悪いと、何度も水を抜きに通わないといけないのでは?と疑問が湧きました。某先生にはまだ一度しかお会いしていないので、長く付き合ううちに印象も変わって来るかもしれませんね。今の主治医の病院は、チームとしてのサポート体制が良いと思っているのですが、某先生の病院について、よろしければ、術後その他のフォローアップについても差し支えない範囲で教えて頂けたらありがたいです。心配性なもので、何でも気軽に相談できる今の主治医との間でまだ心が揺れ動いています。。。
チェリーさん
ドレーンを使わないのは、そもそも液が出ない手術をされているからです。
全く心配ないですよ。
入院する病棟は古さはありますが、あっという間に退院ですから気になる程ではないと思います。
スタッフの方々も普通から良いレベルの印象でした。
術後のフォローですが、放射線は地元の病院で行いました。
3ヶ月に1度、薬を貰いに2時間掛けて通院してますが某先生自らエコーをして頂いています。
某先生一人でやっているのでチームとしてのサポートというものはありません。
が、全て責任持ってやっておられるので安心してお任せ出来ます。
術後にチームサポートって必要なのか分からないので・・・。
oomuraさん、この場をお借りして申し訳ありません。
miさん、
詳しくありがとうございます。
私が今通っている病院は、主治医も認定看護師もがん相談センターも、良く話を聞いてくれるので、私もそれを心の支えにしている所もあり、某病院はどうなのかなと思った次第です。実際には、治療方針が決まってやる事がはっきりしてくると、病院に求める精神的サポートはそれほど必要無いかもしれませんね。
某病院まで自宅から1時間ちょっとなので、恵まれてると思います。
コメント頂いて、安心して通う決心が付きました。ありがとうございました。
oomuraさん、こちらでのディスカッションで、色々情報とご意見頂き、大変参考になりました。ありがとうございます!
チェリーさん
ブログ本文でも書かせてもらいましたが、チェリーさんの現在の病院も某病院も、お話を伺う限り問題なく良い病院だと思います。
僕は、乳がんは治療時に他の病気やがんよりも患者の希望が優先されてしかるべきだと思っているので、チェリーさんの思うところをすべて考慮して、どちらの病院にするか、もしくはその外の病院するかを考えるべきだと思います。
ですが、こちらも何度も言わせてもらうことになりますが、乳がんの治療で一番重要なことは術後の全身に対する治療です。
病院選びに患者の視点の基準は必要ですが、医学的な基準ももちろん必要です。
そして、僕のブログで抗がん剤関係の記述を読んでもらえれば分かることですが、各病院間で標準治療内での抗がん剤の使い方も大きく違ってしまっているのが現状です。
某先生の術後の全身への治療は、某掲示板ですべて分かります。
某病院を選択するかどうかは、それらを参考にすべきです。
(そう言った理由で、セカンドオピニオンは、術後の病理検査の結果が出てからもう一度行うことも有効だと思います。)
いろいろ僕の勝手な意見を言わせてもらいましたが、参考の一つとしていただけたら幸いです。
miさん、いろいろとフォローしていただき、ありがとうございます。
某病院に関しては、おそらくは僕の勘違いだと思います。
教えていただき、ありがとうございます。
つまり、僕が目撃したドン・キホーテには某先生はいらっしゃらないということですね・・
というか、僕はその江戸川区の病院に直接電話をかけて某先生についていろいろ聞いたので、その時に電話に出た受付の人が、僕の勘違いを指摘してくれても良かったのに・・と思うところです。
別館がいくつかある病院だということは知っていました。
現在出先なので、戻ってから再度電話にて正確な情報を確認することにします。
ご指摘ありがとうございました。
某先生、普段はメディカルプラザで診察をされています。
手術や入院は江戸川病院です。
土曜日の午前中は市川ですね。
今は、江戸川で新規予約を取るのは難しいと思います。
市川の方が取りやすいのではないかと。
そういうことでしたか。情報ありがとうございます。
実は以前に電話で確認したのですが、転院希望の場合は紹介状をもって、特定の曜日に、江戸川の方へいきなり外来で来て下さいとのことでした。
もしかすると、電話で確認した時に受付の方が市川の前提で話していたのかと思いました。そうではないのですね。
miさんのおっしゃるように、江戸川では予約は無理らしく、後回し前提で外来で順番待ちすることになるらしいです。
待ち時間は相当なものになりそうですが、予約なしでうかがえることはありがたいと思ってました。
某先生のQAを見てると分かるのですが、予約なしの水曜日の受診は止めて欲しいと
遠回しにおっしゃっておられます。無理もないですが・・・。
残念ながらoomuraさんは緊急用件ではないので、普通に市川で予約を取って下さいと
先生ならおっしゃると思います。3ヶ月待ちみたいですけど。
病院の窓口だと、水曜日を案内してるんですね。
予約ありの私でも、近頃はかなり待ちます。前回は、4時間でした・・・。
返信が遅くなって申し訳ありません。風邪で寝込んでました。
3ヶ月待ちと、予約ありで4時間待ちですか・・・凄まじいですね・・・
その辺りの様子を電話で受け付けの方にお伺いすることはできませんでした。
受付の方は、「現在予約は受けていない」とだけおっしゃいました。
もしかすると、この情報も1ヶ月前のものなので、今は多少は変わっているかもしれませんが・・・
miさんのお話を聞くと、彼女のような手術も終わり基本的な治療方針が決まってタモキシフェンを飲んでいるだけの乳がん患者が
某先生に診てもらうのは、もしかすると控えた方がいいのかもしれないと思ってしまいますね。
まあ、彼女の場合は、次に現在の病院で検査を受けた後は、しばらく落ち着けるわけで、待ち期間は長くても問題ないのですが・・・
もう一度よく考えてみます。
miさん、詳しい情報を教えていただきありがとうございました。
市川に予約電話をしてみてはどうですか?
江戸川だと無理ですが、市川なら受け付けてくれますよ。
手術は終わったけど、経過観察をしてくれない病院って多いみたいで
そのような患者さんも多いそうです。
流石に江戸川程混む事はないみたいですよ。
寒さが厳しくなってきましたので、ご自愛下さいね。
ありがとうございます。
そのようにしてみます。
年末に現在の病院の術後の初回検査を受けた後に紹介状を書いてもらってからのことになるので、かなり先になりますが、教えていただいたようにさせてもらいます。
いろいろとありがとうございます。