現在までの経緯1

経過心情, 経過, 大学病院

まず、彼女は左胸の下の方に小さなしこりを発見して、自宅近くの婦人科に行きます。その時、そのしこりは「多分問題ないだろう」ということでした。

一応経過観察のために、近い内にまた来るように言われます。安心した彼女は油断をして、言われていたよりも大分遅くにもう一度その婦人科を訪れます。

そうすると、やはり、そのしこりは良性のものらしく、問題ないと言われたらしいです。しかし、その時に「前には無かった別の影が見えている・・」と言われ、かなり長く診察してもらった挙句に、大学病院に紹介してもらうことになりました。

その婦人科ではマンモグラフィーとエコーと触診をしています。当然のことなのかもしれませんが、大学病院では針生検をやることになり、そこで乳がんの診断が出ました。

今考えると、偶然が重なり、すごく運が良く乳がんが見つかったように思われます。彼女が近くの婦人科を再訪したのは大体10カ月後くらいでした。

あの時に医者に指示されていたのは2~3か月後の再訪です。

もしその通りに2~3か月後に再訪していたとして、その時に「前回のしこりはやはり良性のようです」とだけ言われていたら、それ以降は、それこそ安心して油断した彼女は相当の期間、乳がんを意識することなく、普段の生活をしてしまったと思われます。

彼女はかなりの医者無精です。乳がんの検診もほぼ受けていない状態でした。

本当に運が良かったと思います。逆に、こういうことで運が悪かった人のことを想像すると、そういう人に妬まれても仕方ないくらいとすら思えます。

運良く早期に発見され、命には別条ないと確信しています。その分、彼女にも僕にも心にゆとりがあります。ですが、これからの乳がんの治療は決して楽なものではないと思われます。

その苦労をブログに情報としてまとめて行こうと思っています。彼女がこれから経験する苦労が、他の乳がん患者にとってわずかにでも有益な情報になり得れば幸いです。

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Posted by oomura


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