前回のブログ前々回のブログの補足、というか、お詫びをしたのですが、今回のブログでも、前々回の書きなぐった回の補足をしたいと思います。

今回は本当に前々回の補足です。

まず、始まりで「発破をかけよう」と書きましたが、普通に読んでもこれは何かわかりませんね・・・

これは、僕が彼女に「最小限の治療を望むのならば、その分、生活習慣や食生活を良くする努力の覚悟が必要だ。その覚悟があなたにはあるのか?」という意味合いのことでした。

彼女は乳がんが発覚してから、生活習慣や食生活を改善しようと思う意思はありました。

意思はあったのですが、客観的に見て、あんまり変わってはいませんでした。

いや、変わってはいるのですが・・・

僕から見ると、ちょっと足りないような気がしてました。そして、今月の終わりには、治療方針決定の時が来るのです。そこで決めた治療方針は後からは変えられません。

治療方針と彼女の心がまえは、ある程度合致していなければだめです。

なので「発破をかける」つもりでした。

そうしたところ、彼女から衝撃の言葉、「ホルモン治療もやりたくない」が出てしまったのです・・・

その時の僕の心情はもう存分に書かせてもらいましたので、この話はここで終わりましょう・・・

 

他の補足をします

僕は「彼氏の心情 彼女の心情」というタイトルで2回ブログを書いています。これ以降も何回か続けていくつもりでした。

ですが、もはやそんな内容をすっ飛ばして前々回のブログを書きなぐってしまいました。

もはや、乳がんになった女性の彼氏の一般的な心情も何もあったものではない状態です。

本当に申し訳ありません。

 

もう一つ補足をします

前々回のブログの半ばで、乳がんを「放置」するということを書きました。

これは、このブログで今までは一切書かなかったのですが、僕の中では非常に大きな問題です。

いずれまとめて少しずつ書いて行こうと思っていますが、ここでは詳しい内容は書かないことにします。

非常に大きなテーマであって、簡単には書くことはできないのです。なので、取りあえずは後回しにします。

気になる人は「がん 放置」「標準治療 放置」「放置療法」などで検索してみて下さい。

 

最後にもう一つだけ。

「抗がん剤」についてです。

前々回のブログで「抗がん剤」という言葉を使いましたが、それは化学療法に使う薬のみを指して使いました。

タモキシフェンのようなホルモン治療に使う薬も、広義にはがんに抗する薬なので「抗がん剤」と呼ぶようなのです。

僕が今まで調べて得た知識では「抗がん剤」というと、上記のどちらの使い方もしている感じでした。

今のところどちらの使い方が妥当なのか僕には分からないので、このブログ内では「抗がん剤」を「化学療法を行う時に使う薬」としておきます。

ホルモン療法や分子標的治療などに使う薬は、このブログ内では抗がん剤とは言わないことにします。

多分ですが、皆さん、両方を曖昧に使っているんじゃないかと思います。

 

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前回のブログは感情的に書きなぐってしまいました。お見苦しいところをお見せ致しまして、申し訳ありませんでした・・・

少し冷静に前回のブログを読み直し、自分と彼女の関係や立場や心情などを考え直してみました。

 

彼女が自分のことを大切にしないのであれば、僕には分かれるという選択肢しかない、という考えでした。

そして、僕が一番気にしているのは、彼女が自分自身をいたわる努力を惜しむならば、やはり一緒にいることはできない、ということでした。

たとえ、彼女がホルモン治療を拒否したいと思ったとしても、それが単に女性らしさが損なわれるというだけの浅はかな考えからでは、僕は納得できません。

たとえ、ホルモン治療をやらないと決めるのにしても、大きな効果を期待できる効果的な治療法なのですから、その効果や副作用など、よくよく調べよくよく考えた上で、なおそれでもその治療をやらないことを苦渋の決断として欲しいのです。

 

そういった気持ちは今でも基本的には変わりません。

 

ですが、僕には至らないところがあったと考え直しました。

 

今、一番苦しいのは、乳がんの患者の彼女のはずでした。

僕がどれだけ労力を使って彼女をサポートしようとも、僕の方が彼女より苦しいということはないはずでした。

どうも、僕と彼女の場合、病気全般に対する彼女の強さ(鈍感さ)のイメージが先立ち、彼女の病気で彼女よりも僕の方が精神的に苦しんでいる、という感情になってしまうことがよくあるのです。

ですが、それは錯覚で、彼女の方が苦しいはずでした。

よく考えてみれば、誰かをサポートするというのは、本来そういうことなのでした。

 

僕は彼女がサポートされる側として非常に不真面目だと感じました。

しかし、本来、そもそもサポートが必要な人とは、苦しい状態にあり、しっかりとサポートを受ける体制を整える余裕もないかもしれないのでした。

介護などを想像すれば、これはよくある当然なことなのかもしれません。

介護される側が、介護する側に感謝せずに、介護する人の手間ばかり増やす、などということは日常茶飯事なのではないでしょうか。

介護される人が介護する人の言うことを聞かないから、介護をやめる。

そんな単純な構図では、介護など成り立ちません。それは浅はかです。

 

介護ですら、そうなのです。

 

僕が彼女のサポートをするのは、介護とは比べ物にならないくらい、僕自身のための行為です。

 

たとえ、彼女が彼女自身の体を僕が願うくらいにいたわらなかったとしても、それは僕の苦しみであって、彼女の苦しみではないです。

僕の苦しみと対峙するのは、僕です。

彼女は彼女の心の中で、僕の苦しみとは別の、彼女自身の苦しみと対峙しているはずです。

乳がんの患者の彼女の苦しみは、おそらく僕の苦しみより大きいはずです。

僕から見て彼女が彼女自身の体をいたわっていないように見えたとしても、そのことで彼女にとやかくいったり、ましてや、彼女のサポートを僕がやめることなど、間違っていました。

とりあえず乳がんについて、彼女が考えている自分の治療法を尊重しつつ、僕が情報を集めアドバイスをする、というスタンスを続行しようと思います。

ホルモン治療についても、もう少し詳しく調べてみようと思います。

 

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男性と付き合っていた女性が乳がんになった場合、どういう気持ちになるのか。
その時、彼氏の方の気持ちは?

実際に僕もその立場になったので、いろいろと考えてみました。

ただ・・

僕自身の立場は少し特殊であって、僕の気持ちや感情は、乳がんの女性の彼氏としてあまり一般的ではないと思います・・

その理由は二つあります。

 

一つは、彼女は僕にはもったいないくらい女性として魅力的な人なので、彼女がどんな大病になったとしても、少なくても僕の方から彼女に対する気持ちが変わることはない、ということです。

付き合った期間も結構長いので、気持ちとしてはとっくに夫婦になってます。

ま、まあ、結婚してないのには、いろいろありまして・・・

長年連れ添った夫婦のどちらかが大病になったからといって、その夫婦の関係性が変わることはあまりないと思います。

彼女が乳がんの診断を受けた時、僕は特別にショックは受けませんでした。

これからいろいろ大変だな、と思いました。

これは、すでにその時の状況や医師の言葉から、乳がんである可能性が高いと思っていたからもあります。

その時彼女が悲しんでいたら同情できたかもしれませんが、彼女自身も後に「乳がんだと言われても、あまり実感できなかった」と言っていた感じでした。

告知された時もケロっとしていました。

・・・

話が少しそれましたが、簡単にまとめると、「彼氏」とか「彼女」とか言っていて、結婚してないのですが、僕の感覚ではすでに夫婦なので、「彼氏・彼女」としての関係性などは変わることがない、ということです。

それが、一般的な「乳がんになった女性の彼氏」との違いの一つです。

出会って付き合い始めた直後に、彼女が乳がんの告知を受けたならば、少しは感覚が違ったのかもしれません・・・

 

もう一つの理由は、彼女の乳がんはステージⅠでかつ一般的なルミナール型の乳がんだということです。

完治を確信して治療に臨んでいます。

もっと進行した乳がんの女性やその彼氏もこのブログを読んでくれているかもしれません。

そういう人たちに向けて、僕のような立場から偉そうに発言するのは、心苦しいものがあります。

ただ、例え彼女がもっと進行した乳がんであったとしても、僕の気持ちとして変わらなと確信できることはいくつもあります。

それを書いて、それを「自分が乳がんになって、彼氏の気持ちを心配している女性」と「彼女が乳がんになって、自分の気持ちが自分でも分からなくなっている男性」に読んでもらえたら嬉しいと思います。

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