温存手術した彼女の乳房が、手術後に少しずつ腫れてきていました。

手術してから10日くらい経ったのですが、まだ少し腫れています。
腫れてはいますが、一応腫れ止まっている感じです。手術した方の乳房が、手術しなかった方の乳房より少し大きくなっている、くらいです。

想像するとちょっと怖いのですが、手術で取り出した腫瘍の分の大きさを埋めるように、乳腺を乳房の中で移動させているらしいです。

彼女の場合は、乳がんのあった部分が乳房の下側だったので、乳房の上側の乳腺を少し下にずらすと医師は言っていました。

その影響かどうかは不明なのですが、乳房の腫れは、メスを入れた部分だけでなく、全体的に大きくなっている感じです。なので、服の上から見た胸部全体の形は、今のところ非常に良くなっています。

医師の話では、腫れが引けば、手術した側の乳房の方が少し小さくなるか、少し下がってしまう、ということでした。

最終的に左右の差がどのくらいになるのか、彼女は非常に気にしているみたいです。

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彼女の手術でメスを入れた部分が少し腫(は)れてきました。

手術直後から腫れている感じはありましたが、ここ数日は熱を持ったように腫れてきています。ある程度腫れることや熱を持つことは事前から言われていました。

手術でメスを入れれば、体のどの部分であったとしても、最初は熱を持つでしょうし場合によっては腫れてくるものです。

保冷剤や水枕のようなものをタオルでくるんであてて冷やすと良いと聞いています。また、あまり腫れが酷ければ、注射で水を抜く処理をしてくれると看護師さんが言っていました。

 

ネットで手術後の腫れについて検索してみました。腫れること自体は珍しいことではないようですが、それがどの程度の腫れならば一般的な範囲に収まっているのかは調べ切れませんでした。

酷い時には元々の乳房の大きさの1.5倍~2倍くらいの大きさにもなってしまうようです。

退院時に医師か看護師さんにどのくらい腫れたら処置をしてもらった方がいいのか、基準を聞いてくれば良かったのかもしれません。

まあ、説明のニュアンス的には「患者本人が気になったら」という感じではありました。
普通は日が経つにつれて溜まってくる血や水の量も減ってくるようです。

なので、その逆になってしまった場合は、感染症の恐れがあるそうです。感染症の恐れありの場合は、抗生物質を処方してもらうらしいです。

まだ腫れはわずかですので、彼女と話し合って様子を見ようということにしました。

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温存手術をしてもらうことを決めてから、温存手術と全摘手術+再建のメリットデメリットを調べることになりました・・・。

調べた結果を簡単にまとめてみます。

 

メリット

温存手術
〇切り取る量が少ないので体への負担が小さい
〇自分の乳房を多く残すので精神的に楽
〇痩せたり太ったりしても、左右の乳房の大きさの変化が同一に保てる

全摘手術+再建
〇乳房を残した部分での乳がんの再発がない
〇皮膚と乳首を残して再建した場合、温存より見た目が良くなる場合がある
〇放射線治療を受けなくてよい

 

デメリット

温存手術
〇基本的に手術後に放射線治療を受けなければならない
〇乳房を残した部分に乳がんが再発する可能性がある
〇見た目が悪くなる場合がある

全摘手術+再建
〇乳房を大きく切り取るので精神的に不安
〇手術後の再建で左右の胸の大きさを揃えても、将来痩せたり太ったりして
左右の大きさやが変わる可能性がある

 

箇条書きにしてもあまり分かりやすくならなかったですね・・・

注目すべきところは大きく分けて2つです。

乳がんの乳房内での再発と見た目の問題です。

温存だと残した乳房内にがんが再発する可能性があります。これは手術後に放射線治療をすることで、かなり確率を低くすることができるらしいです。

また、どうやら、乳房内に再発してもそれは「局所再発」と言って、命の危険に直結するものではないようです。

局所再発した場合はもう一度手術で腫瘍を取ります。他の臓器への転移と再発が同時に起こる転移性再発になると、非常に苦しい状態になるようです。

もちろん局所再発がそこまで危険ではないからと言って、できれば避けたいものであることは言うまでもありません。

なので見た目(美容)的なことを一切考えずに健康最優先ならば、多分、全摘手術を選択するべきなのでしょう。

一応がんという現象以外の部分に注目すれば、手術で人の体にメスを入れるわけですから、なるべく小さく切った方が体への負担は小さいです。

そこは健康面で温存手術の方が優れていますが、手術後の放射線治療や局所再発時の再手術のことを考えれば、全摘の方が健康面では上だと思います。

ただ全摘した上で行う再建手術をした場合、それがどのくらい体の負担になるかは、今の僕の知識では分からないです。何か分かったらこのブログで報告しようと思います。

 

見た目に関して、温存手術は条件によって手術後の見栄えの良い悪いがかなり変わってくるようです。

なので温存手術後に手術前の乳房に近い状態が残る可能性を医者が予測して、温存手術をすすめたり、全摘手術+再建をすすめたりするようです。

温存手術をしても乳房の形があまり変わらない条件は

〇腫瘍がなるべく小さいこと
〇腫瘍が乳首の周辺にないこと
〇腫瘍が乳房の上の方にあること
〇乳房全体にボリュームがあること

などらいしいです。

ただ、医者もこれまでの経験と手術例から判断しますが、確実なことは実際に手術してみないと分からないようです。

それに、手術後にどのくらい「きれいに残った」かは主観的な問題で、医者としては十分うまく残ったと思った手術だったとしても、患者は納得できないかもしれません。

左右の胸の大きさや形はさほど変わったように見えなくても、左右の胸の位置が変わったように見えたり、左右の胸の方向が変わったように見える場合があるらしいです。

 

難しいところですが、僕の彼女は温存手術でやってみることにしました。

場合によっては手術方法を変更してもらうかもと思い、温存手術と全摘手術について調べてみましたが、やはり温存手術でやってもらうことにしました。

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