3月18日からの三連休に、彼女と少し羽を伸ばすことができました。合間に少しずつ散歩をするようにしてみました。

天気が大変良かったこともあって、二人で気持ち良く散歩をすることができました。

僕の印象では、彼女は出不精なのですが、体を動かすこと自体は嫌いではないです。散歩も彼女は好きな方です。ですが、彼女が実際に散歩をする回数は相当少ないです。

彼女は事務の仕事をしていて、仕事の日に帰って来てから自ら散歩することはまれです。

駅の近くに住んでいて都心のオフィスに仕事をしに電車で通っているので、通勤だけではほぼ運動になりません。

そうすると週5日は運動不足の日になってしまいます。

彼女と話し合った結果、電車で帰宅する際に最寄り駅の一つ前の駅で降りて、一駅分歩いて帰って来よう、となりました。

約2キロくらいの距離で、これを毎日繰り返せれば、運動不足の彼女には相当良いものになると思います。いや、毎日とは言わなくとも、週に2~3でも十分です。

彼女の努力に期待したいと思います。

ま、まあ、雨が降ったら中止、寒かったら中止、疲れてたら中止、のような感じになってしまうかもしれませんが・・・

 

現在、彼女と今後の乳がんの治療方針を話し合っておくべく、再発予防の治療法について情報を集めています。

手術前の針生検やその他の検査の結果で分かっていることは

  • 浸潤径 1.5cm~1.8cm
  • センチネルリンパ節生検 0/2
  • ホルモンレセプター ER PS5 IS2 PgR PS5 IS3
  • HER2 1+
  • ki67 high

という感じです。

ステージはⅠ、サブタイプ分類はルミナルB、となると思います。

リンパ節転移がないことは本当にありがたいです。ki67、いわゆる「増殖能」が高いことが心配です。

HER2が陰性なので、ハーセプチンでの分子標的治療はないはずです。

ホルモンレセプターはエストロゲンもプロゲステロンも、強陽性ということでしょうか。ホルモン療法は必須になると思われます。

彼女は結構真剣に「ホルモン治療をやらない選択肢はないかな」と言っていたので、少し心配です。

ですが、そもそもタモキシフェンなどのホルモン療法の副作用ってどの程度のものなのでしょうか?

ホルモン物質の量は人それぞれ、千差万別なものですから、一概には副作用の大きさは言えないかもしれません。ですが、一般的にタモキシフェンは副作用が小さいと言われています。

彼女の乳がんのホルモン感受性は非常に高く、ホルモン療法の効果は大きく期待できるはずです。

なので、ホルモン療法は行うことを前提に、副作用の大きさや、副作用に対する対処法などを中心に、これからは情報を集めて行こうと思います。

 

分子標的治療はおそらくやらない。ホルモン療法はおそらく確実にやる。

 

では残りの放射線治療と抗がん剤による化学療法はというと、これは両方ともやるかどうか微妙なラインだと思われます。

 

まず放射線治療ですが、彼女がお世話になっている病院の方針としての乳がん手術の説明では、温存手術でも場合によっては放射線治療を省略する、となっています。

独自の基準を設けて、その基準に当てはまったならば、放射線治療を省略しても乳房内再発率は高くならないそうです。

そしてその基準は、どうやら、リンパ節転移の個数と、断端陽性などと言われるがんの手術での取り残しの有無が大きく関係するようなのです。

他にもいろいろ基準があるのかもしれませんが、この二つの基準を考えると、彼女が放射線治療省略対象になる可能性はあると思います。

よって、放射線治療はやるかやらないか、どちらに転ぶかわかりません。

病院側の基準ではやるべきかどうか微妙なラインになった場合のことを考えて、放射線治療のことは特に彼女と話し合っておくべきことだと思っています。

 

次に抗がん剤治療についてですが、これについても非常に微妙なところです。

彼女の乳がんは全体的に見ると初期ですし、一般的なルミナルタイプです。ですが、ki67が高いというところが心配です。

そして、ルミナルBタイプの乳がんが術後に抗がん剤治療を行うかどうかは、このki67の数値が大きく関わってくるらしいのです。

ルミナルBの場合、ki67が高い場合に抗がん剤治療を行うようです。

ただ、抗がん剤治療は、乳がんの進行度やリンパ節転移の有無なども加味して行うかどうか決定するようです。

なので、彼女の場合は行うかどうか、どちらになるか微妙なラインだと思います。

 

医師が「~治療、~療法は行わなくて大丈夫でしょう」と太鼓判を押してくれれば、一番ありがたいです。

逆に「~治療、~療法を行うことを強く推奨します」と言ってもらっても、迷わないと思います。

ですが、「期待できる効果は中程度、その治療法をやる患者さんもやらない患者さんもいます」のように説明された時に、彼女と二人で自信をもってやるやらないを選択できるようによく話し合っておきたいです。

 

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彼女は乳がんの温存手術を受けました。今は病理検査を待っている状態です。今月末に結果が出ます。

それまでに、できる限り情報を集めた上で、彼女と今後の治療の方針というか希望を話し合っておくつもりです。

 

最近はどこの病院でも患者の希望を聞いて治療方法を決めるものらしいです。

では、どのように患者の希望を聞いて、それが反映されるのか?

おそらく医師の側は、「やった方がいい治療」と「必ずやるべき治療」と、その二つを分けて患者に説明するだけではないのでしょうか?

この辺りは、まだ実際に説明を受けていない彼女と僕が想像でいろいろ言ってしまうのはよろしくないような気がします。

病院によっても患者の患者との話し合い方はそれぞれ違うので、あまり決めつけるのは良くないかもしれません。

ですが、乳がんの再発予防の方針を決めることは、一生ものの決断です。

少しでも早い段階から、いろいろ想定して考えておきたいところなのです。

 

手術前の針生検の結果は大体分かっています。針生検の結果と病理検査の結果は大きくは変変わらない可能性が高いらしいです。

そうすると、彼女はまずHRE2タンパクは陰性だったので、分子標的治療はしないでしょう。残りはホルモン療法・放射線治療・抗がん剤治療の組み合わせです。

それぞれの可能性について彼女と考えておきたいです。

以前にも書きましたが、僕としては、できれば最小限の治療にとどめておきたいところです。

そして、彼女が乳がんになったことを機に十年の計で健康的な生活を習慣をつけて行きたいと思っています。

 

彼女がお世話になっている病院の治療方針は、手術をした時にもらった冊子に詳しく場合分けされて書いてあります。

針生検の結果と、その場合分けされた治療方針を照らし合わせれば、彼女が受ける可能性のある治療法を予測できて、情報を集めるべき範囲は予想できます。

今はネットでいろいろな情報を公開している病院や医療機関が多いです。ブログに治療体験を書いてくれる人も多いです。

それらをどんどん検索していって、情報を集めて行こうと思います。

また、医者が書いている本も多く出版されてます。ネットで注文すれば最近はすぐに届きます。乳がん関係の本も少しずつ集めて読んで行こうと思っています。

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このブログを始めた理由は二つです。

一つは彼女の乳がんの治療の記録をWEB上に残したかったこと。もう一つは、WEBサイトを作ること自体をやってみたかったことです。

そして、今まで彼女の乳がんの治療は順調に進み、僕も少しずつではありますがWEBサイト作りの知識を得てこれてます。

このブログを読んでくれる人が読みやすいように、少しずつこのサイトに工夫をしてみています。

その一環として(読みやすさとは関係ないのですが・・・)、にほんブログ村様と人気ブログランキング様にこのサイトを登録してみたところ、驚くくらいの多くの人がこのブログを読んでくれたようなのです。

今までは本当に僕の好きなように文章を書いてました。

「彼女と別れる!」と書きなぐったり・・・(本当にあの回の内容は酷かったです・・・反省してます・・・)

要するに、このブログの内容は日記+メモ、くらいの感じで書いていたのです。

ですが、ここにきて、僕にとっては非常に多くの人に読んでもらったことで、こんな内容のブログを書き続けていいのかな?と、若干の躊躇が生まれてきたりしてます。

 

彼女「抗がん剤の治療は大変そうだから、できればやりたくない」

僕「そうだね。やらなくて済むならいいんだけどね」

 

彼女「放射線治療は通うのが大変そうだから、できればやりたくない」

僕「そうだね・・・。でもとても効果がある治療方法らしいから、主治医の先生の話をよく聞いてやるかどうか相談しようね・・・。」

 

彼女「ホルモン療法はやりたくない。やらなくていいか主治医に聞いてみよう!」

僕「・・・(やってられん・・・)(もう別れたろ・・・)」

 

こ、こんな内容のブログが、多くの人に読まれちゃっていいんでしょうか・・・

 

まあ、僕も彼女もかなりの変わり者の部類でしょうから、出来事を書いてるだけで、ある意味では面白いんですが・・・

ただ、真面目に(普通に)乳がんを治療されている方が読まれたら、気分を害されるかもしれません・・・

・・・

 

できうる限り、お見苦しいところにはふたをして、このブログを続けさせてもらうことにします。

今改めて、僕は文章を書くことが好きだと実感しているところです。なので、恥を忍んで、ブログを続けさせてもらいます。

 

これからも書いて行こうと思っている内容は、大きく分けて三つです。

 

一つ目は、彼女の乳がんの治療の経過。いずれ詳細は書きますが、彼女は初期の乳がんです。

多分、一般的なタイプの乳がんなので、治療の経過を書いても、あまり読んでくれる人の参考にはならないかもです。

まあ、一般的な治療を受ける場合でも、それに彼女の感想を加えると、まったく一般的な話ではなくなるかもしれません・・・

とにかく記録として残しておきたいです。

 

二つ目は、治療法の選択肢や、その治療法に対する効果や副作用の知識など。実際に彼女が受ける治療の結果だけではないく、その周辺の知識を調べてまとめて書いて行きたいです。

がんの治療は、実は確実なことは一つもないらしいです。がんの治療法はすべてにおいて「確実に~こうなる」とは言い切れません。

だからこそ、治療する前に自分が納得して治療を受けなければならないと思います。

たとえある治療法を試して効果が出なかったとしても、それでもその治療法を試したこと自体は意味があるのだと思います。

その治療法が自分には効果がなかった。と、そのことが分かったことが成果であって、次の治療法を試す時の情報になるはずです。

僕はもちろん医学の素人ですが、素人でもできる限りの素人にも分かる情報を集めて、その中で彼女と二人で納得してから、実際の治療に臨みたいです。

なので、集めた情報をまとめるために、このブログを使って行きたいと思ってます。

 

三つ目は・・・なんというか・・・乳がんが男女関係に与える影響、ですね・・・

というか、実際に僕と彼女に与えた影響、ですね・・・こういうことは書くつもりはなかったんです・・・

心理学的なことは好きなので、ネット上のカップルの皆さんの場合などの書き込みを見て、それについて僕なりに分析したりするのはやろうと思ってたんですけど、まさか自分のことになるとは・・・

主観的なことも少しずつは書いて行こうと思い到りました。

読んでくれる人の参考になれば、と思っています。

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