乳がんが心配

乳がんはがんの中で唯一自分で初期の段階で発見できるがんです。
まずは自分で触診をしてみましょう。
こちらのサイトが参考になります。

正しい「乳がんの自己検査方法」

乳がんの自己検診

このサイトにも書いてありますが、乳がんは小さいうちに自分で発見できる可能性がある上に、初期で発見できれば完治できるがんです。

自分で触診することは相当重要だと思われます。

ですが、当然ですが自分でやる触診を過信するのは良くないです。定期健診を受けるべきです。

定期健診では、視診、触診、エコー、マンモグラフィー、の4つの検査がメインにります。

この中で一番重要なのは、おそらくエコーです。

視診と触診は、医者の腕に依存します。
良い医者ならば精度の高い検査方法になるでしょうし、逆もしかりです。

マンモグラフィーはがんがあっても映らない場合も多いです。
検査をやる人の技量に依存しないところは良いのですが、そもそもあまり精度の高い検査とは言えません。

僕の彼女の乳がんも、なかなか上手く映りませんでした。
(追記・訂正・最終的に手術をしてもらったがん専門の大病院の高性能なマンモグラフィーでやっと映りました。)

日本人女性はマンモグラフィーに適していないとも言われています。
特に乳房の大きい人は乳腺が発達していて乳がんが映りにくいらしいです。
マンモグラフィーは補助的な検査と考えるべきです。

エコー検査は、検査をやる人の技量への依存度は、おそらく中程度です。
視診触診のように必ず専門医がやるものではありませんが、専門医がやった方が制度が上がる検査のようです。
「下手な医者がやったら見逃すんじゃないだろうか?」と心配しすぎる必要もない検査です。
マンモグラフィーのように被ばくを気にする必要はないです。
乳房の奥の方の乳がんの多くはエコーで発見されるはずです。

乳がんの検診でこちらに選ぶ選択肢があるのならば、エコーの検査を重要視してくれる医者や医療機関を選ぶべきだと思います。

 

年一回の乳がんの定期検査、それに加えて年数回くらい自分で触って検査をすれば、乳がんはほぼステージⅡ以内で見つかるのではないでしょうか?

今の医療技術で、乳がんがステージⅡ以内で見つかった場合は、ほとんどの人が根治可能です。

以前はHER2過剰発現型乳がんが非常に予後の悪い乳がんとして知られていましたが、現在はそのタイプの乳がん対する分子標的薬が開発され、その薬が劇的な効果を発揮しています。

 

また、乳がんは遺伝するがんだと言われていますが、以外にも遺伝によって乳がんになっている患者は少ないようです。

乳がん患者全体の約5%が遺伝性の乳がんです。
家族性乳がんと呼ばれるものです。

親や親せきに乳がん患者がいて心配な場合は、自費診療になりますが、遺伝子検査を受けて、乳がんの原因遺伝子を自分が持っているかどうかを知ることができます。

Posted by oomura


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