このブログのコメントに何度も有益な情報を書き込んで下さっている「通りすがりさん」からの助言により、彼女のお母さんは、通院ではなく入院しての放射線治療を医師に希望してみました。

(彼女のお母さんは、乳がんの温存手術後の放射線治療を受けることが決まったのですが、現在、足を骨折をしていて、通院がとても大変な状態です。)

そうしたところ、どうやら、病院側の条件さえ合えば可能だという返事をもらえたようです。

ただ、「入院して放射線」という情報をいただいて、それが可能かどうか医師に相談する前に、主治医が気を利かせてくれて、お母さんにはより家に近い大学病院で、放射線治療だけを受けさせてもらえることになっていました。

今回「入院して放射線治療を受けることはできないか?」と相談したのは、大学病院の方です。手術をしてもらった病院(がんセンター)ではありません。

なので、大学病院で入院して放射線治療をすることを、お母さんは希望しています。

手術をしてもらったがんセンターの方の主治医が、お母さんの乳がんの治療全体を決めているので、まずはその先生の意向を聞く必要があります。

ですが、大学病院の医師は、おそらくがんセンターの医師も許可を出すだろうと言っていたらしいです。

 

こういった事情で、「入院して放射線治療」は可能のような流れなのですが、もう一つ問題があるようです。

それは病院のベットの空きの問題です。

このことは憶測になってしまう部分があるので、あまり言い切ることはできませんが、どうやら病院の入院のためのベットの管理というのは、単なる事務的なことではないようなのです。

病院の入院のためのベットの管理は、その病院の偉い人?が一手に仕切っていて、その人の意向が強く影響する病院があるようです。

彼女は他の病気でも入院したことがあるのですが、その時にも(僕が付き合っていて)病院の空きベットの管理について、少し理解できないようなやり取りがありました。

単純に「空いていれば入院できる」ということでないような、そういった雰囲気を感じました。

あまり深くは突っ込んで聞けませんでしたが、よくない業界の慣習なのでしょうか・・・

大学病院のようなところでは、そういったものが、未だに残っているのかもしれません。

わずかな可能性ではありますが、そういう人の意向によって、「放射線治療のための入院」が不可能になってしまう可能性もある、ということらしいです。

 

僕は彼女の乳がんでの入院を通して、病院の良くない部分をたくさん見ました。それは、このブログの中で、さんざん書かせてもらっています。

正直に言うと、もうそういった話は聞きたくないです。こりごりです。

昔の病院に比べれば、今の病院はそういった良くない部分は、どんどんなくなっているはずです。

特にがん関係の医療は、ここ10~15年くらいで、情報公開が進み、雰囲気もオープンになっているという記述をいろいろなところで目にします。

今が過渡期なのでしょう。

患者のためにならない、病院や医師側の事情で、患者の治療方針が変わってしまうようなことは、いずれは全てなくなって欲しいものです。

 

話を少し戻します。

僕からすると(通りすがりさんの助言からも)、もし入院できるのであれば、大学病院ではなく、がんセンターの方が良いような気がします。

ですが、お母さんは大学病院での入院を希望しているらしいです。

どうも、医師もお母さんも、放射線の全日程を入院で済ませようとしているのではなく、2~3週間くらい入院できればよい、と考えているようです。

そうなると、途中から通いになるわけなので、家から近い大学病院の方が便利です。

また、入院の準備や家族のお見舞いも、家から近い方が便利なことは言うまでもありません。

遠くてもがんセンターで入院して放射線治療を受けるメリットもあるでしょうし、入院する病院が近いことのメリットも多いはずです。

最終的にどちらの方がお母さんにとってメリットが大きいかは、お母さんの乳がんの治療全体をみているがんセンターの主治医が判断してくれることでしょう。

 

 

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